Amazon Keyspaces の耐障害性と災害対策
AWS グローバルインフラストラクチャは AWS リージョン およびアベイラビリティーゾーンを中心に構築されています。AWS リージョン には、低レイテンシー、高いスループット、そして高度の冗長ネットワークで接続されている複数の物理的に独立・隔離されたアベイラビリティーゾーンがあります。アベイラビリティーゾーンでは、アベイラビリティーゾーン間で中断せずに、自動的にフェイルオーバーするアプリケーションとデータベースを設計および運用することができます。アベイラビリティーゾーンは、従来の単一または複数のデータセンターインフラストラクチャよりも可用性、耐障害性、およびスケーラビリティが優れています。
Amazon Keyspaces では、耐久性と高可用性を確保するために、同一 AWS リージョン 内の複数の AWS アベイラビリティーゾーンにおいて、データが自動的に 3 回レプリケートされます。
AWS リージョン とアベイラビリティーゾーンの詳細については、「AWS グローバルインフラストラクチャ
Amazon Keyspaces では、AWS グローバルインフラストラクチャに加えて、データの耐障害性とバックアップのニーズに対応できるように複数の機能を提供しています。
- マルチリージョンレプリケーション
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データまたはアプリケーションを遠方でレプリケートする必要がある場合は、Amazon Keyspaces でマルチリージョンレプリケーションを使用します。Amazon Keyspaces ステーブルは、選択した最大 6 つ AWS リージョン の異なるテーブルに複製できます。詳細については、「Amazon Keyspaces (Apache Cassandra 向け) のマルチリージョンレプリケーション」を参照してください。
- ポイントインタイムリカバリ (PITR)
PITR を使用すると、テーブルデータを継続的にバックアップできるため、Amazon Keyspaces テーブルの偶発的な書き込みや削除などのオペレーションを防止できます。詳細については、「Point-in-Time Recovery for Amazon Keyspaces (Amazon Keyspaces 向けポイントインタイムリカバリ) 」を参照してください。