Lambda コンテキストオブジェクトを使用して PowerShell 関数の情報を取得する
関数を実行すると、Lambda は、$LambdaContext
変数をハンドラで使用できるようにして、コンテキスト情報を渡します。この変数は、呼び出し、関数、および実行関数に関する情報を含むメソッドおよびプロパティです。
context プロパティ
-
FunctionName
- Lambda 関数の名前。 -
FunctionVersion
- 関数のバージョン。 -
InvokedFunctionArn
- 関数を呼び出すために使用される Amazon リソースネーム (ARN)。呼び出し元でバージョン番号またはエイリアスが指定されているかどうかを示します。 -
MemoryLimitInMB
- 関数に割り当てられたメモリの量。 -
AwsRequestId
- 呼び出しリクエストの ID。 -
LogGroupName
- 関数のロググループ。 -
LogStreamName
— 関数インスタンスのログストリーム。 -
RemainingTime
— 実行がタイムアウトするまでの残りのミリ秒数。 -
Identity
— (モバイルアプリケーション) リクエストを認可した Amazon Cognito ID に関する情報。 -
ClientContext
— (モバイルアプリケーション) クライアントアプリケーションが Lambda に提供したクライアントコンテキスト。 -
Logger
- 関数のロガーオブジェクト。
次の PowerShell コードスニペットは、コンテキスト情報の一部を表示する単純なハンドラ関数を示しています。
#Requires -Modules @{ModuleName='AWSPowerShell.NetCore';ModuleVersion='3.3.618.0'} Write-Host 'Function name:' $LambdaContext.FunctionName Write-Host 'Remaining milliseconds:' $LambdaContext.RemainingTime.TotalMilliseconds Write-Host 'Log group name:' $LambdaContext.LogGroupName Write-Host 'Log stream name:' $LambdaContext.LogStreamName