AWS Lambda Telemetry API スキーマには OpenTelemetry (OTel) との意味的な互換性があります。これは、AWS Lambda Telemetry API Event
オブジェクトを OpenTelemetry (OTel) スパンに変換できることを意味します。変換するときは、単一の Event
オブジェクトを単一の OTel スパンにマップしないようにしてください。その代わりに、ライフサイクルフェーズに関連する 3 つのイベントすべてを 単一の OTel スパンで提示する必要があります。例えば、start
、runtimeDone
、および runtimeReport
イベントは、単一の関数呼び出しを表します。これら 3 つのイベントのすべてを単一の OTel スパンとして提示します。
イベントは、スパンイベントまたは子 (ネストされた) スパンを使用して変換できます。このページの表には、両方のアプローチに関する Telemetry API スキーマプロパティと OTel スパンプロパティ間のマッピングが説明されています。OTel スパンの詳細については、OpenTelemetry Docs ウェブサイトの「Tracing API」ページにある「Span
スパンイベントを使用して OTel スパンにマップする
以下の表にある e
は、テレメトリソースからのイベントを表しています。
*Start イベントのマッピング
OpenTelemetry | Lambda Telemetry API スキーマ |
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拡張機能は、 |
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イベントがまだ完了していないことから、該当するものはありません。 |
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利用できる場合は、 |
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X-Ray トレースコンテキストについては、該当するものはありません。 |
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拡張機能は、ここに任意のカスタム値を追加できます。 |
*RuntimeDone イベントのマッピング
OpenTelemetry | Lambda Telemetry API スキーマ |
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拡張機能は、 |
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一致する または、 |
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イベントがまだ完了していないことから、該当するものはありません。 |
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それ以外の場合は、 |
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X-Ray トレースコンテキストについては、該当するものはありません。 |
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拡張機能は、ここに任意のカスタム値を追加できます。 |
*Report イベントのマッピング
OpenTelemetry | Lambda Telemetry API スキーマ |
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拡張機能は、 |
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一致する または、 |
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X-Ray トレースコンテキストについては、該当するものはありません。 |
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拡張機能は、ここに任意のカスタム値を追加できます。 |
子スパンを使用して OTel スパンにマップする
以下の表には、*RuntimeDone
スパンの子 (ネストされた) スパンを使用して、Lambda Telemetry API イベントを OTel スパンに変換する方法が説明されています。*Start
および *Report
マッピングについては、これらは子スパンでも同様であるため、スパンイベントを使用して OTel スパンにマップする の表を参照してください。この表の e
は、テレメトリソースからのイベントを表しています。
*RuntimeDone イベントのマッピング
OpenTelemetry | Lambda Telemetry API スキーマ |
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拡張機能は、 |
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一致する または、 |
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イベントがまだ完了していないことから、該当するものはありません。 |
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それ以外の場合は、 |
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X-Ray トレースコンテキストについては、該当するものはありません。 |
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拡張機能は、ここに任意のカスタム値を追加できます。 |
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親 |
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親 |
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親 |
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親 |
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新しい |
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X-Ray トレースコンテキストについては、該当するものはありません。 |
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親 |