機密データ自動検出カバレッジの評価 - Amazon Macie

機密データ自動検出カバレッジの評価

お客様のアカウントまたは組織の機密データ自動検出が進行するのに従い、Amazon Macie では、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) データエステートのカバレッジを評価してモニタリングするのに役立つ統計と詳細情報を提供します。このデータを使用すると、データエステート全体およびエステート内の個々の S3 バケットについて、機密データ自動検出のステータスを確認できます。Macie が特定バケット内のオブジェクトを分析できなかった問題を特定することもできます。問題を修正すれば、その後の分析サイクルで Amazon S3 データのカバレッジを拡大できます。

カバレッジデータは、現在の AWS リージョンにおける S3 汎用バケットに対する機密データ自動検出の最新ステータスのスナップショットを提供します。お客様が組織の Macie 管理者である場合、これには、お客さまのメンバーアカウントが所有するバケットが含まれます。各バケットのデータには、Macie がバケット内のオブジェクトを分析しようとしたときに問題が発生したかどうかが示されます。問題が発生した場合、データには各問題の性質が示され、発生回数が示されるケースもあります。データは、毎日、機密データ自動検出が進行するたびに更新されます。Macie が毎日の分析サイクル中にバケット内の 1 つ以上のオブジェクトを分析または分析を試みる場合に、Macie はカバレッジやその他のデータを更新して結果を反映します。

特定の種類の問題については、すべての S3 汎用バケットのデータを集計で確認し、必要に応じて各バケットの詳細用にドリルダウンできます。例えば、カバレッジデータを使用すると、Macie がアカウントに対してアクセスすることを許可されていないバケットを迅速に特定できます。カバレッジデータには、発生したオブジェクトレベルの問題も報告されます。分類エラーと呼ばれるこれらの問題により、Macie はバケット内の特定のオブジェクトを分析できませんでした。例えば、利用できなくなった AWS Key Management ServiceAWS KMSキーでオブジェクトが暗号化されているために、Macie がバケット内で分析できなかったオブジェクトの数を判断できます。

Amazon Macie コンソールを使用してカバレッジデータを確認する場合、データビューには各タイプの問題を修正するためのガイダンスも含まれます。このセクションの以降のトピックでは、各タイプの修正ガイダンスも提供します。