他の AWS アカウントとコンテンツを共有する - AWS Elemental MediaConnect

他の AWS アカウントとコンテンツを共有する

AWS Elemental MediaConnect フロー内のコンテンツを別の AWS アカウント (サブスクライバーアカウント) と共有するエンタイトルメントを付与できます。サブスクライバーがそのエンタイトルメントに基づいてフローを設定すると、サービスによって、自分のフローからサブスクライバーのフローへのストリームを代表するフロー出力が生成されます。この出力は、フローに含めることができる最大 50 件の出力の一部としてカウントされます。

アクティブなフロー上であっても、いつでもエンタイトルメントを付与、更新し、取り消すことができます。サブスクライバーのフローへのコンテンツのストリーミングを一時的に停止したい場合は、エンタイトルメントを無効にできます。後で、サブスクライバーのフローに再びコンテンツをストリーミングできるようにする準備ができたら、エンタイトルメントを有効化できます。サブスクライバーに負担させるエンタイトルメントデータ転送料金の割合を指定することもできます。

注記

エンタイトルメントを付与し、後で無効にして (サブスクライバーのフローへのコンテンツのストリーミングを一時的に停止する) 場合でも、そのエンタイトルメントはフローに関連付けられたままになり、エンタイトルメントの最大数にカウントされます。ただし、エンタイトルメントを取り消す(サブスクライバーのフローへのコンテンツのストリーミングを完全に停止する)と、そのエンタイトルメントはフローから削除され、エンタイトルメントの最大数にカウントされなくなります。

エンタイトルメントを付与したら、そのエンタイトルメントに関する情報 (名前、AWS リージョン、暗号化の詳細) をサブスクライバーに提供します。サブスクライバーはこの情報を使用して、あなたのフローをソースとして使用する MediaConnect フローを作成します。サブスクライバーのフローは、あなたのフローと同じ AWS リージョンに存在する必要があります。サブスクライバーが別のリージョン内のフローを希望する場合は、サブスクライバーが新しいリージョンで 2 つ目のフローを作成する必要があります。次の図はこのプロセスを示しています。

この図は、AWS リージョン間でコンテンツを共有するための設定を示しています。
注記

エンタイトルメントはトランスポートストリームフローでのみ付与できます。MediaConnect は CDI フローでのエンタイトルメントをサポートしていません。