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AWS Elemental MediaConvert はMPEG2-TS, MP4、CMAF の出力で HEVC ビデオアセットを含む HDR をサポートします。
Apple HLS プレイヤーデバイスと互換性を確保するように CMAF 出力を設定できます。詳細については、「Apple 仕様に準拠した HDR HLS 出力の作成」を参照してください。
HDR コンテンツは、次の方法で AWS Elemental MediaConvert で作成できます。
HDR コンテンツのパススルー
HDR コンテンツをパススルーするには、HDR 入力を使用して、同じメタデータで同じ形式の出力を作成します。そのためには、色空間のデフォルト設定を維持し、コーデックに HEVC を選択し、10 ビットプロファイルを選択します。MediaConvert は、色空間を含む HDR メタデータをビデオソースから自動的に読み込みます。詳細な手順については、「HDR コンテンツのパススルー」を参照してください。
不正確または欠落している HDR メタデータを修正する
入力に存在しない HDR 10 メタデータを提供する、または誤ったメタデータを修正するには、それを入力ビデオ設定に追加または上書きします。これはビデオコンテンツを変更するものではなく、出力ビデオ設定で実行できる色空間の変換とは異なります。詳細な手順については、「不正確または欠落している HDR メタデータを置き換える」を参照してください。
HDR 形式から別の HDR 形式に変換する
入力色空間を別の出力色空間に変換することができます。これを行うには、出力の [色補正] 設定で出力色空間を選択します。詳細な手順については、「色空間の変換」を参照してください。
SDR 入力を HDR 形式に変更する
入力が SDR の場合は、色空間を HDR 形式に変換できます。このプロセスでは、HDR としてフォーマットされた出力を作成し、それに合わせてメタデータを自動的に変換します。これを行うには、出力の [色補正] 設定で出力色空間を選択します。詳細な手順については、「色空間の変換」を参照してください。
注記
このプロセスでは、ビデオコンテンツの動的範囲はアップグレードされません。これらの出力は HDR プレイヤーデバイスで再生され、元の SDR コンテンツよりも一般的に明るく表示されます。しかし、結果はカラーグレーディングによって SDR から HDR にリマスターされたコンテンツと同じではありません。
HDR 入力を SDR 形式に変更する
入力が HDR の場合は、色空間をサポートされている任意の SDR 形式に変換できます。
注記
プロのカラーグレーダーは、アセットを HDR から SDR に変換するとき、小さなスペースには存在しない色を大きなスペースからマップする場所を、美しさに基づいて決定します。これらの値を自動的にマッピングするための標準形式はありません。HDR から SDR への自動変換を行うために MediaConvert が使用するトーンマッピング技術は、HDR から SDR への手動再グレーディングの結果に近似します。この自動変換はほとんどのコンテンツでうまく機能しますが、出力を確認してトーンマッピングの結果を確認することをお勧めします。
