オーディオトラックとオーディオセレクタを設定する
オーディオセレクタは、入力オーディオと出力オーディオを関連付けるために使用します。1 つのオーディオセレクタが入力の 1 つ以上のトラックを表すように設定できます。その後、オーディオトラックを出力に作成し、出力トラックごとに 1 つのオーディオセレクタを関連付けます。
オーディオトラック、オーディオセレクタ、および出力オーディオトラック間の関連付けには、以下の規則が適用されます。
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各入力トラックは 1 つ以上のオーディオセレクタと関連付けることができる
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各オーディオセレクタには 1 つ以上の入力トラックがある
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各出力トラックには 1 つのオーディオセレクタがある
次の図は、これらの関係を示しています。この図では、入力ファイルに 3 つのオーディオトラックが含まれています。オーディオセレクタ 1 は、入力トラック 1 を選択します。オーディオセレクタ 1 は出力オーディオトラックと関連付けられているため、入力のトラック 1 と出力のオーディオトラック 1 はコンテンツが同じになります。2 番目の入力オーディオトラックは、オーディオセレクタで選択されていないため、出力で使用されません。オーディオセレクタ 2 は、入力のトラック 1 とトラック 3 を選択します。オーディオセレクタ 2 は出力のオーディオトラック 2 と関連付けられているため、入力のトラック 1 とトラック 3 のチャネルが出力のトラック 2 に含まれます。
チャネルレベルの制御を必要とするワークフローの場合は、オーディオチャネルのリミックス機能を使用します。リミックス機能は以下のワークフローをサポートしています。
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オーディオトラック内のチャネル順を変更する
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オーディオチャネルを 1 つ以上の入力トラックから異なる出力トラックに移動する
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複数のチャネルのオーディオを 1 つのチャネルにまとめる
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1 つのチャネルのオーディオを複数のチャネルに分割する
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オーディオチャネルの音量レベルを調整する