ジョブの優先度の設定
キュー内で、キューに使用可能なすべてのリソースが使用されるまで、AWS Elemental MediaConvert はジョブを並列処理します。ジョブが終了し、リソースがキューで再び利用可能になると、MediaConvert はジョブの優先度に基づいて処理する次のジョブを選択します。
ジョブを作成するときは、優先度を指定します。MediaConvert は、各キューのジョブの優先度に従い、大きい番号から順に処理します。優先度が同様に高いジョブが複数ある場合、MediaConvert は最初に送信したジョブを選択します。
優先度の高いジョブを送信しても、MediaConvert は現在のジョブを停止しません。実行中のジョブが終了すると、MediaConvert はキュー内の相対的な優先度に基づいて次のジョブを開始します。
ジョブを作成したら、その優先度の変更または更新はできません。しかし、キューを移動するジョブに対して新しい優先度を指定することができます。詳細については、「ホップしたジョブの優先度の設定」を参照してください。以下のタブはジョブの優先度を設定するためのさまざまなオプションを示しています。
- Console
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MediaConvert コンソールでジョブの優先度を設定する方法
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[ジョブの作成] ページで、[ジョブ管理] を選択します。
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[優先度] に、-50から50までの数字を入力します。MediaConvert は、最初に [Priority] (優先度) で最大値を持つジョブを処理します。値を指定しない場合、MediaConvert は、デフォルト値 0 を割り当てます。
- API, SDK, or the AWS CLI
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API、SDK、または AWS CLI でジョブの優先度を設定するには、priority
優先度を指定します。このプロパティは、Jobs
の直接の子であり、JSON ジョブ仕様の最上位レベルに属します。Priority
の値を -50~50 の範囲の整数に設定します。デフォルト値は 0 です。
以下は、ジョブ設定 JSON で Priority
を 10 に設定した例の抜粋です。
{
"Settings": {
"OutputGroups": [...]
,
"Inputs": [...]
},
"Priority": 10
}
詳細については、MediaConvert の「API リファレンス」を参照してください。