ID3 メタデータの有効化 - MediaLive

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ID3 メタデータの有効化

MediaLive 出力にID3メタデータを含めるには、チャネルを作成または編集するときに、その出力でID3メタデータを有効にする必要があります。

アーカイブ出力で を有効にする

アーカイブ出力にID3メタデータを含めるには、該当する各出力でこの機能を有効にする必要があります。

アーカイブ出力でID3メタデータを有効にするには
  1. チャンネルの作成ページの出力グループセクションのアーカイブグループで、ID3メタデータを有効にする出力を選択します。

  2. コンテナ設定 の場合、PID設定 の場合、時間指定メタデータ動作 の場合、 を選択しますPASSTHROUGH

  3. Timed Metadata PIDsには、ID3メタデータを挿入する PID を入力します。

  4. 該当する出力ごとに繰り返します。

有効化の結果については、このセクションで後述する「ID3 メタデータの有効化の結果」を参照してください。

HLS 出力での有効化

HLS 出力にID3メタデータを含めるには、該当する各出力でこの機能を有効にする必要があります。

HLS 出力でID3メタデータを有効にするには
  1. チャンネルの作成ページの出力グループセクションで、HLSグループでID3メタデータを有効にする出力を選択します。

  2. HLS 設定標準 hls に設定されていることを確認します。ID3 メタデータを含めることができるのは、標準出力のみです。[Audio-only outputs] (オーディオのみの出力) オプション (このフィールドの他のオプション) は、オーディオレンディショングループの設定に使用され、このメタデータを含めることはできません。

  3. PID 設定時間指定メタデータ動作 で、 を選択しますPASSTHROUGH

  4. Timed Metadata PIDsには、ID3メタデータを挿入する PID を入力します。

  5. 該当する出力ごとに繰り返します。

有効化の結果については、このセクションで後述する「ID3 メタデータの有効化の結果」を参照してください。

MediaPackage 出力での有効化

MediaPackage 出力にID3メタデータを含めるには、出力を設定する必要はありません。 MediaPackage 出力は、この機能を有効にして自動的に設定されます。

MediaPackage 出力でのID3メタデータの処理については、この章のID3 メタデータの有効化の結果後半を参照してください。

UDP 出力での有効化

UDP 出力にID3メタデータを含めるには、該当する各出力でこの機能を有効にする必要があります。

UDP 出力でID3メタデータを有効にするには
  1. チャンネルの作成ページの出力グループセクションで、UDPグループでID3メタデータを有効にする出力を選択します。

  2. ネットワーク設定 PID設定 時間指定メタデータ動作 では、 を選択しますPASSTHROUGH

  3. Timed Metadata PIDsには、メタデータを挿入する PID を入力します。

  4. 該当する出力ごとに繰り返します。

有効化の結果については、このセクションで後述する「ID3 メタデータの有効化の結果」を参照してください。

ID3 メタデータの有効化の結果

チャンネルでID3メタデータを有効にした結果は次のとおりです。

  • ID3 入力に存在する タイプTDRLまたは PRIV 以外のメタデータは、対象となる出力に自動的に含まれます。

  • ID3 入力に存在するタイプ TDRLまたは PRIV のメタデータは、次のように適格な出力に渡されます。

    • フレームの表現に「Elemental Technologies」が含まれていない場合、メタデータは渡されます。

    • フレームの表現に「Elemental Technologies」が含まれている場合、メタデータは渡されません。は、このメタデータのタイムスタンプが渡されたことを MediaLive 前提としているため、メタデータは渡されません。

  • ID3 出力グループで設定したメタデータは、チャンネルの作成時にID3メタデータを有効にした出力に挿入されます。出力グループのID3メタデータの設定については、「」を参照してくださいチャンネル作成時のID3メタデータの MediaLive挿入

  • ID3 MediaLive スケジュールでアクションを作成して設定したメタデータは、対象となる出力に含まれます。スケジュールでID3メタデータを設定する方法については、「」を参照してください スケジュールを使用したID3メタデータの挿入

出力の適格性は、次の表に示すように、出力グループのタイプによって異なります。

出力グループのタイプ ID3 入力に存在するメタデータ ID3 チャンネルの設定時に指定するメタデータ ID3 スケジュールを使用して挿入するメタデータ
アーカイブ パススルー 出力に含まれない 出力に含める
HLS パススルー 出力に含める 出力に含める
MediaPackage パススルー 出力に含まれない 出力に含める
UDP パススルー 出力に含める 出力に含まれない