stdevOver - Amazon QuickSight

stdevOver

stdevOver 関数は、標本に基づいて、指定したメジャーの標準偏差を計算し、選択した属性 (1 つ、または複数) 別にパーティション分割して返します。

構文

括弧が必要です。省略可能な引数については、次の説明を参照してください。

stdevOver ( measure ,[ partition_field, ... ] ,calculation level )

引数

メジャー

計算を行うメジャー。sum({Sales Amt}) など。計算レベルが NULL または POST_AGG_FILTER に設定されている場合は、集計を使用します。計算レベルが PRE_FILTER または PRE_AGG に設定されている場合は、集計を使用しないでください。

partition field

(省略可能) パーティション分割する 1 つ以上のメジャーおよびディメンション。コンマで区切って入力します。

複数の単語の場合は、リスト内の各フィールドを {} (中括弧) で囲みます。リスト全体は [ ] (角括弧) で囲まれます。

calculation level

(オプション)使用する計算レベルを指定します。

  • PRE_FILTER - 事前フィルター計算は、データセットフィルターの前に計算されます。

  • PRE_AGG - 事前集計計算は、集計と上位および下位の N フィルターをビジュアルに適用する前に計算されます。

  • POST_AGG_FILTER - (デフォルト) テーブルの計算は、ビジュアルが表示されるときに処理されます。

空白の場合、この値はデフォルトで POST_AGG_FILTER です。詳細については、「Amazon QuickSight でのレベルアウェア計算の使用」 を参照してください。

次の例では、標本に基づいて、sum(Sales) の標準偏差を計算し、CityState でパーティション分割して返します。

stdevOver ( sum(Sales), [City, State] )

次の例では、標本に基づいて、Billed Amount に対する Customer Region の標準偏差を計算します。テーブル計算のフィールドは、ビジュアルのフィールドウェルにあります。

stdevOver ( sum({Billed Amount}), [{Customer Region}] )