ST_PointN
ST_PointN は、インデックス値で指定されたラインストリングのポイントを返します。負のインデックス値は、ラインストリングの末尾から逆方向にカウントされるため、-1 は最後のポイントになります。
結果のジオメトリのディメンションは、入力ジオメトリのものと同じです。
構文
ST_PointN(geom, index)
引数
- geom
-
データ型
GEOMETRY
の値またはGEOMETRY
型と評価される式の値。サブタイプはLINESTRING
である必要があります。 - index
-
ラインストリングのポイントのインデックスを表すデータ型
INTEGER
の値。
戻り型
GEOMETRY
サブタイプ の POINT
。
返されたジオメトリの空間リファレンスシステム識別子 (SRID) 値が 0 に設定されます。
geom または index が null の場合、null が返されます。
index が範囲外の場合、null が返されます。
geom が空の場合、null が返されます。
geom が LINESTRING
でない場合、null が返されます。
例
次の SQL は、GEOMETRY
オブジェクトの 6 つのポイントを持つ LINESTRING
の EWKT (Extended well-known text) 表現を返し、そのラインストリングのインデックス 5 のポイントを返します。
SELECT ST_AsEWKT(ST_PointN(ST_GeomFromText('LINESTRING(0 0,10 0,10 10,5 5,0 5,0 0)',4326), 5));
st_asewkt
-------------
SRID=4326;POINT(0 5)