設定リファレンス
設定ファイルを使用して、環境をカスタマイズできます。Amazon Redshift では、さまざまなパラメータと設定によって、データウェアハウス環境をカスタマイズし最適化することができます。設定リファレンスには、使用可能なクラスタープロパティ、データベースパラメータ、ワークロード管理 (WLM) 設定オプションの概要が記載されています。このリファレンスを参照して、特定の要件に基づいてパフォーマンス、セキュリティ、リソース割り当てを調整できます。以下のリファレンスでは、必要なデータウェアハウス構成を実現するために、これらの設定を変更するための詳細なガイダンスを提供します。
トピック
- サーバー設定の変更
- analyze_threshold_percent
- cast_super_null_on_error
- datashare_break_glass_session_var
- datestyle
- default_geometry_encoding
- describe_field_name_in_uppercase
- downcase_delimited_identifier
- enable_case_sensitive_identifier
- enable_case_sensitive_super_attribute
- enable_numeric_rounding
- enable_result_cache_for_session
- enable_vacuum_boost
- error_on_nondeterministic_update
- extra_float_digits
- interval_forbid_composite_literals
- json_serialization_enable
- json_serialization_parse_nested_strings
- max_concurrency_scaling_clusters
- max_cursor_result_set_size
- mv_enable_aqmv_for_session
- navigate_super_null_on_error
- parse_super_null_on_error
- pg_federation_repeatable_read
- query_group
- search_path
- spectrum_enable_pseudo_columns
- enable_spectrum_oid
- spectrum_query_maxerror
- statement_timeout
- stored_proc_log_min_messages
- timezone
- use_fips_ssl
- wlm_query_slot_count
サーバー設定の変更
以下の方法でサーバー設定を変更できます。
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SET コマンドを使用して、現在のセッションの期間だけ設定をオーバーライドします。
次に例を示します。
set extra_float_digits to 2;
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クラスターのパラメータグループ設定を変更します。パラメータグループ設定には、設定可能な追加のパラメータが含まれています。詳細については、「Amazon Redshift 管理ガイド」の「Amazon Redshift パラメータグループ」を参照してください。
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ALTER USER コマンドを使用して、指定したユーザーによって実行されるすべてのセッションに対して、設定パラメータを新しいデフォルト値に設定します。
ALTER USER username SET parameter { TO | = } { value | DEFAULT }
現在のパラメータ設定を見るには、SHOW コマンドを使用します。SET コマンドを使用して設定できるすべての設定値を表示するには、SHOW ALL を使用します。
SHOW ALL;
name | setting --------------------------+-------------- analyze_threshold_percent | 10 datestyle | ISO, MDY extra_float_digits | 2 query_group | default search_path | $user, public statement_timeout | 0 timezone | UTC wlm_query_slot_count | 1
注記
設定パラメータは、データウェアハウス内の接続先のデータベースに適用されます。