SVL_QUERY_QUEUE_INFO
ワークロード管理 (WLM) クエリキューまたはコミットキューで時間がかかったクエリの詳細が示されます。
SVL_QUERY_QUEUE_INFO ビューは、システムによって実行されたクエリをフィルタリングし、ユーザーによって実行されたクエリのみを表示します。
SVL_QUERY_QUEUE_INFO ビューでは、STL_QUERY、STL_WLM_QUERY、および STL_COMMIT_STATS システムテーブルからの情報の概要が表示されます。
SVL_QUERY_QUEUE_INFO はスーパーユーザーのみに表示されます。詳細については、「システムテーブルとビューのデータの可視性」を参照してください。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
データベース | text | クエリが発行されたときにユーザーが接続されたデータベースの名前。 |
query | integer | クエリ ID。 |
xid | bigint | トランザクション ID。 |
userid | integer | クエリを生成したユーザーの ID。 |
querytxt | text | クエリテキストの最初の 100 文字。 |
queue_start_time | timestamp | UTC で表された、クエリが WLM キューに入った時間。 |
exec_start_time | timestamp | UTC で表されたクエリ実行の開始時間。 |
service_class | integer | サービスクラスの ID。サービスクラスは、WLM 設定ファイル内で定義されます。 |
slots | integer | WLM クエリスロットの数。 |
queue_elapsed | bigint | WLM キューでのクエリの待機時間 (秒単位)。 |
exec_elapsed | bigint | クエリの実行にかかった時間 (秒単位)。 |
wlm_total_elapsed | bigint | WLM キューでクエリにかかった時間 (queue_elapsed) と、クエリの実行にかかった時間 (exec_elapsed)。 |
commit_queue_elapsed | bigint | コミットキューでのクエリの待機時間 (秒単位)。 |
commit_exec_time | bigint | コミット操作でのクエリの待機時間 (秒単位)。 |
service_class_name | character(64) | サービスクラスの名前。 |
サンプルクエリ
次の例は、WLM キューでクエリにかかった時間を示しています。
select query, service_class, queue_elapsed, exec_elapsed, wlm_total_elapsed from svl_query_queue_info where wlm_total_elapsed > 0; query | service_class | queue_elapsed | exec_elapsed | wlm_total_elapsed ---------+---------------+---------------+--------------+------------------- 2742669 | 6 | 2 | 916 | 918 2742668 | 6 | 4 | 197 | 201 (2 rows)