アグリゲーターインデックスを作成してクロスリージョン検索を有効にする - AWS Resource Explorer

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アグリゲーターインデックスを作成してクロスリージョン検索を有効にする

アグリゲーターインデックスについて

AWS Resource Explorer は、AWS リージョン 内のリソースに関して収集した情報を、Resource Explorer がそのリージョン内に作成して管理するローカルインデックスに格納します。例えば、米国西部 (オレゴン) リージョンに特定の Amazon EC2 インスタンスがあるとします。Resource Explorer は、そのリソースの詳細を、米国西部 (オレゴン) リージョンにあるローカルインデックスに保存します。

アカウント内のすべての AWS リージョン のリソースを検索できるようにするには、1 つのリージョンのローカルインデックスをアカウントのアグリゲーターインデックスに変換できます。

アグリゲーターインデックスには、Resource Explorer を有効にした他のすべてのリージョンにあるローカルインデックスのリプリケートコピーが含まれます。これにより、アグリゲーターインデックスを含むリージョンにビューを作成でき、その結果にはアカウント内のすべての AWS リージョン からのリソースが含まれます。

次の図は、アグリゲーターインデックスの動作例を示しています。この例 AWS アカウント では、管理者は次のことを行います。

  • 3 つの AWS リージョン (us-east-1us-west-2eu-west-1) にインデックスを作成して、これらのリージョンで Resource Explorer を有効にします。各リージョンには独自のローカルインデックスが含まれます。

  • sa-east-1 リージョンにインデックスを作成しないことを選択すると、ユーザーは sa-east-1 についての検索を実行できず、そのリージョンからのリソースはどの検索結果にも表示されなくなります。

  • アカウントのアグリゲーターインデックスを us-west-2 リージョンに作成します。これにより、Resource Explorer は、Resource Explorer がオンになっている他のすべてのリージョンのローカルインデックスからの情報をアグリゲーターインデックスにリプリケートします。これにより、Resource Explorer がオンになっている 3 つのリージョンすべてのリソースを検索対象にすることができます。us-west-2

この設定では、ユーザーはアグリゲーターインデックスを含む us-west-2 のみでクロスリージョン検索を実行することができます。そのリージョンからのビューのみが、アカウント内のすべてのリージョンからの検索結果を返すことができます。

図は、3 つのリージョンで Resource Explorer がオンになっていて、かつそのうち 1 つのリージョンにアグリゲーターインデックスとデフォルトビューがあることを示しています。1 つのリージョンがオンになっていません。
凡例
Resource Explorer がこの AWS リージョン でオンになっており、そのリソースはそのリージョンのインデックスにカタログ化されます。このリージョンのインデックスは、アグリゲーターインデックスを含む AWS リージョン にもリプリケート (矢印で示されます) されます。
この AWS リージョン にはアグリゲーターインデックスが格納されています。Resource Explorer は、その他すべての AWS リージョン で収集されたリソース情報をこのリージョンにリプリケートします。
[Quick Setup] で作成されるデフォルトビューには、AWS リージョン 内のすべてのリソースが含まれます。