デフォルトの動作

パイプラインを作成する

SageMaker パイプラインを作成する際のデフォルトの動作は、自動的に SageMaker 実験と統合することです。カスタム設定を指定しない場合、 SageMaker はパイプラインと同じ名前の実験を作成し、パイプライン実行 ID を名前として使用してパイプラインの実行ごとに実行グループを作成し、パイプラインステップの一部として起動されたすべての SageMaker ジョブに対して個々の実行グループ内で実行します。モデルトレーニング実験の分析方法と同様に、さまざまなパイプライン実行のメトリクスをシームレスに追跡して比較できます。次のセクションでは、実験統合を明示的に設定せずにパイプラインを定義する場合のこのデフォルトの動作を示します。

pipeline_experiment_config は省略されています。ExperimentName のデフォルトはパイプライン name に、TrialName のデフォルトは実行 ID になります。

pipeline_name = f"MyPipeline"
pipeline = Pipeline(
    name=pipeline_name,
    parameters=[...],
    steps=[step_train]
)

パイプライン定義ファイル

{
  "Version": "2020-12-01",
  "Parameters": [
    {
      "Name": "InputDataSource"
    },
    {
      "Name": "InstanceCount",
      "Type": "Integer",
      "DefaultValue": 1
    }
  ],
  "PipelineExperimentConfig": {
    "ExperimentName": {"Get": "Execution.PipelineName"},
    "TrialName": {"Get": "Execution.PipelineExecutionId"}
  },
  "Steps": [...]
}