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AWS CLI と IAM Identity Center の統合
AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) バージョン 2 と IAM Identity Center の統合により、サインインプロセスが簡略化します。デベロッパーは、IAM Identity Center へのサインインに通常使用している Active Directory や IAM Identity Center の認証情報を用いて AWS CLI に直接サインインし、割り当てられたアカウントやロールにアクセスすることができます。例えば、管理者が IAM Identity Center を設定して認証に Active Directory を使用すると、デベロッパーは Active Directory の認証情報を使って AWS CLI に直接サインインすることができます。
AWS CLI と IAM Identity Center の統合により、以下のようなメリットがあります。
企業は、AWS Directory Service を使って IAM Identity Center を Active Directory に接続することで、IAM Identity Center や Active Directory からの認証情報を使ってデベロッパーがサインインできるようになります。
デベロッパーは CLI からサインインすることで、より迅速なアクセスが可能になります。
デベロッパーは、自分がアクセス権を割り当てたアカウントやロールを一覧表示して切り替えることができます。
デベロッパーは、CLI 構成で名前付きロールプロファイルを自動的に生成し、保存し、CLI で参照することで、目的のアカウントやロールでコマンドを実行することができます。
CLI は短期間の認証情報を自動的に管理するため、開発者は中断することなく安全に CLI を開始して使用し、長時間実行するスクリプトを実行することができます。
AWS CLI と IAM Identity Center の統合方法
AWS CLI と IAM Identity Center の統合を使用するには、AWS Command Line Interface バージョン 2 をダウンロードし、インストールし、設定します。AWS CLI をダウンロードして IAM Identity Center と統合する方法の詳細な手順については、「AWS Command Line Interface ユーザーガイドの「IAM Identity Center を使用するためのAWS CLI の設定」を参照してください。