オートメーションで同時実行のニーズに対する適応を許可する - AWS Systems Manager

オートメーションで同時実行のニーズに対する適応を許可する

オートメーションのデフォルトでは、一度に最大 100 個の自動化処理を同時実行できます。またオートメーションには、同時実行される自動化のクォータを自動的に調整するためのオプション設定も用意されています。このオプションを設定することで、同時実行される自動化処理のクォータを、使用可能なリソースに応じて最大で 500 個まで増やすことができます。

注記

オートメーションが API オペレーションを呼び出す場合、ターゲットに合わせて適応的にスケーリングした際に、スロットリングに関する例外が発生する可能性があります。適応的な同時実行を有効にして自動化を実行していて、定期的なスロットリング例外が発生する場合には、API オペレーションのクォータの増加をリクエストする必要も生じます。

AWS Management Console を使用して適応同時実行をオンにするには
  1. AWS Systems Manager コンソール (https://console.aws.amazon.com/systems-manager/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで [オートメーション] を選択します。

  3. [設定] タブを選択してから、[編集] を選択します。

  4. [Enable adaptive concurrency] (適応同時実行を有効にする) の横にあるチェックボックスをオンにします。

  5. [Save] を選択します。

コマンドラインを使用して適応同時実行をオンにするには
  • AWS CLI または Tools for Windows PowerShell を開き、次のコマンドを実行して、リクエスト元のリージョンのアカウントのために適応同時実行をオンにします。

    Linux & macOS
    aws ssm update-service-setting \ --setting-id /ssm/automation/enable-adaptive-concurrency \ --setting-value True
    Windows
    aws ssm update-service-setting ^ --setting-id /ssm/automation/enable-adaptive-concurrency ^ --setting-value True
    PowerShell
    Update-SSMServiceSetting ` -SettingId "/ssm/automation/enable-adaptive-concurrency" ` -SettingValue "True"