Fleet Manager を使用して OS ファイルシステムを操作する - AWS Systems Manager

Fleet Manager を使用して OS ファイルシステムを操作する

AWS Systems Manager の一機能である Fleet Manager を使用すると、マネージドノード上のファイルシステムを操作できます。Fleet Manager を使用して、マネージドノードにアタッチされたボリュームに保存されているディレクトリとファイルのデータに関する情報を表示できます。例えば、ディレクトリとファイルの名前、サイズ、拡張子、所有者、および許可を表示できます。Fleet Managerコンソールからは、最大 10,000 行のファイルデータをテキストとしてプレビューできます。この機能は、tail ファイルにも使用できます。tail を使用してファイルデータを表示するときは、ファイルの最後の 10 行が最初に表示されます。ビューは、新しいデータの行がファイルに書き込まれると同時にリアルタイムで更新されます。その結果、コンソールからログデータを確認できるようになり、トラブルシューティングとシステム管理の効率性が向上します。さらに、ディレクトリの作成、ファイルやディレクトリのコピー、切り取り、貼り付け、名前の変更、削除を行うことができます。

定期的にバックアップを作成する、またはマネージドノードにアタッチされた Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームのスナップショットを作成することをお勧めします。ファイルのコピー、または切り取り、貼り付けを行うと、新しいファイルまたはディレクトリと同じ名前のデスティネーションパス内の既存のファイルとディレクトリが置き換えられます。システムファイルとディレクトリを置き換えたり変更すると、深刻な問題が発生する可能性があります。AWS は、これらの問題を解決できることを保証しません。システムファイルを変更するには、ご自分の責任で行ってください。すべてのファイルやディレクトリの変更、およびバックアップの確保はユーザーの責任となります。ファイルおよびディレクトリの削除または置換は元に戻せません。

注記

Fleet Managerは、AWS Systems Manager の機能であるSession Managerを使用して、テキストプレビューと tail ファイルを表示します。Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスの場合、マネージドインスタンスにアタッチされたインスタンスプロファイルは、Session Manager がこの機能を使用する許可を提供する必要があります。インスタンスプロファイルへのSession Managerアクセス許可の追加に関する詳細については、「既存の IAM ロールに Session Manager 許可を追加する」を参照してください。Fleet Manager 機能を使用するには、セッション設定で AWS Key Management Service (AWS KMS) 暗号化が有効化されている必要もあります。Session Managerのための AWS KMS 暗号化の有効化に関する詳細については、「セッションデータの KMS キー暗号化を有効にする (コンソール)」を参照してください。