Amazon CloudWatch で IPAM をモニタリングする - Amazon Virtual Private Cloud

Amazon CloudWatch で IPAM をモニタリングする

IPAM では、IP アドレス使用とリソース使用率に関連するメトリクス (IPAM プールで使用可能な IP アドレス空間や、割り当てルールに準拠しているリソース CIDR の数など) が IPAM のホームリージョン内の AWS/IPAM Amazon CloudWatch 名前空間に自動的に保存されます。

IPAM を CloudWatch と統合することで、AWS 内の IP アドレス管理をモニタリング、分析、最適化する機能が強化されます。

ユースケースを以下に示します。

  • IP アドレスの使用状況の傾向の追跡: CloudWatch は CIDR プールの使用状況、スコープの割り当て、および他の IPAM メトリクスをモニタリングできるため、IP アドレスが枯渇する潜在的なリスクをプロアクティブに特定できます。

  • 使用状況ベースのアラートの設定: CIDR の使用状況が事前定義されたしきい値に達したときに通知するように CloudWatch アラームを設定して、適時の介入と最適化を実現できます。

  • IPAM イベントのモニタリング: CloudWatch は、CIDR の割り当て、割り当ての解除、スコープの変更などの IPAM 関連のイベントをキャプチャして分析し、IP アドレス管理アクティビティを可視化できます。

  • カスタムダッシュボードの生成: IPAM データと他の AWS メトリクスを組み合わせることで、包括的なダッシュボードを作成して、関連するインフラストラクチャやパフォーマンス指標とともに IP アドレスのランドスケープを視覚化および分析できます。