Amazon CloudWatch による NAT ゲートウェイのモニタリング
CloudWatch を使用して NAT ゲートウェイを監視することで、NAT ゲートウェイから情報を収集し、リアルタイムに近い読み取り可能なメトリクスに加工することができます。この情報を使用して、NAT ゲートウェイの監視とトラブルシューティングを行うことができます。これらのメトリクスを使用すれば、NAT ゲートウェイの状態とパフォーマンスを可視化し、そのオペレーションを詳細にモニタリングしたり問題が発生したときにはすばやくトラブルシューティングしたりすることができます。
CloudWatch によって収集される NAT ゲートウェイのメトリクスには、処理済みのバイト数、パケット数、接続数、エラー率などのデータポイントが含まれます。これにより、NAT ゲートウェイを通過するトラフィックを詳細に理解し、異常やボトルネックがないか確認することができます。CloudWatch はこのメトリクスデータを 1 分間隔で配信するため、NAT ゲートウェイの動作の最新の状況を画面上で詳細に把握できます。
さらに、CloudWatch ではこの NAT ゲートウェイのメトリクスのデータが 15 か月間にわたって保持されるため、データの傾向やパターンを経時的に分析することができます。この履歴データは、キャパシティプランニング、パフォーマンスの最適化、そして NAT ゲートウェイの使用における長期的な変化の理解に役立ちます。
こうした強力なモニタリング機能を活用するには、特定のニーズに合わせて調整された CloudWatch のカスタムのダッシュボードとアラームを作成します。例えば、NAT ゲートウェイのアウトバウンドのデータ転送が特定のしきい値を超えた場合にアラートで通知するように設定すると、潜在的な帯域幅の制約に事前に対処することができます。
料金の詳細については、「Amazon CloudWatch の料金