ウェブ ACL の移行: 自動移行
ウェブ ACL 設定を AWS WAF Classic から AWS WAF に自動的に移行するには
AWS Management Console にサインインして AWS WAF コンソール (https://console.aws.amazon.com/wafv2/
) を開きます。 -
[AWS WAF Classic に切り替える] を選択し、ウェブ ACL の構成設定を確認します。前のセクション「移行に関する注意事項と制限事項」で説明した注意事項と制限事項を考慮して、設定をメモしておきます。
-
上部の情報ダイアログで、「Migrate web ACLs」(ウェブ ACL を移行する) で始まる文を見つけて、移行ウィザードへのリンクを選択します。移行ウィザードが起動します。
情報ダイアログが表示されない場合は、AWS WAF Classic コンソールを起動した後にそのダイアログを閉じた可能性があります。ナビゲーションバーで、[新しい AWS WAF に切り替える]、[AWS WAF Classic に切り替える] を順に選択すると、情報ダイアログが再度表示されます。
-
移行するウェブ ACL を選択します。
-
[Migration configuration] (移行設定) では、テンプレートに使用する Amazon S3 バケットを指定します。生成された AWS CloudFormation テンプレートを保存するには、移行 API 用に適切に設定された Amazon S3 バケットが必要です。
-
バケットが暗号化されている場合、暗号化は Amazon S3 (SSE-S3) キーを使用する必要があります。移行では、AWS Key Management Service (SSE-KMS) キーによる暗号化はサポートされていません。
-
バケット名の先頭は
aws-waf-migration-
にする必要があります。例えば、aws-waf-migration-my-web-acl
と指定します。 -
バケットは、テンプレートをデプロイするリージョンに存在する必要があります。例えば、
us-west-2
のウェブ ACL の場合、us-west-2
で Amazon S3 バケットを使用し、テンプレートスタックをus-west-2
にデプロイする必要があります。
-
-
S3 バケットポリシーの場合、[Auto apply the bucket policy required for migration] (移行に必要なバケットポリシーを自動的に適用する) を選択することをお勧めします。または、自分でバケットを管理する場合は、次のバケットポリシーを手動で適用する必要があります。
-
グローバル Amazon CloudFront アプリケーションの場合 (
waf
):{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": { "Service": "apiv2migration.waf.amazonaws.com" }, "Action": "s3:PutObject", "Resource": "arn:aws:s3:::<BUCKET_NAME>/AWSWAF/<CUSTOMER_ACCOUNT_ID>/*" } ] }
-
リージョンレベルの Amazon API Gateway または Application Load Balancer アプリケーションの場合 (
waf-regional
):{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": { "Service": "apiv2migration.waf-regional.amazonaws.com" }, "Action": "s3:PutObject", "Resource": "arn:aws:s3:::<BUCKET_NAME>/AWSWAF/<CUSTOMER_ACCOUNT_ID>/*" } ] }
-
-
[Choose how to handle rules that cannot be migrated] (移行できないルールの処理方法を選択してください) で、移行できないルールを除外するか、移行を停止するかを選択します。移行できないルールの詳細については、「移行に関する注意事項と制限事項」を参照してください。
-
[Next] (次へ) を選択します。
-
[AWS CloudFormation テンプレートの作成] で、設定を確認してから [AWS CloudFormation テンプレートの作成を開始] を選択し、移行プロセスを開始します。ウェブ ACL の複雑さによっては、この処理に数分かかる場合があります。
-
[Create and run AWS CloudFormation stack to complete migration] (スタックを作成および実行して移行を完了する) で、AWS CloudFormation コンソールに移動してテンプレートからスタックを作成し、新しいウェブ ACL とそのリソースを作成することができます。これを行うには、[Create AWS CloudFormation stack] (スタックを作成) を選択します。
自動移行プロセスが完了したら、手動でのフォローアップステップに進む準備が整います。「ウェブ ACL の移行: 手動フォローアップ」を参照してください。