デバイスコマンド - IoT レンズ

デバイスコマンド

IoT アプリケーションを構築するときは、コマンドを使ってリモートでデバイスを操作する機能が必要です。階層的な業界における例として、リモートコマンドを使用して、機器から特定のデータをリクエストします。スマートホーム業界での使用例として、リモートコマンドを使用してアラームシステムをリモートでスケジュールします。

AWS IoT Core では、MQTT トピックまたは AWS IoT Device Shadow を使用してコマンドを実装し、デバイスにコマンドを送信し、デバイスがコマンドを実行した通知を受け取ることができます。コマンドを実装するには、MQTT トピック経由で Device Shadow を使用します。Device Shadow には、標準の MQTT トピック (clientToken など) を使用してリクエストのオリジン、競合解決を管理するためのバージョン番号、デバイスがオフラインで発行時にコマンドを受信できない場合にクラウドにコマンドを保存する機能などを使用するよりもいくつかの利点があります。デバイスのシャドウは、デバイスが現在オンラインでない場合でも、コマンドをクラウドに保持する必要がある場合によく使用されます。デバイスがオンラインに戻ると、デバイスは最新のシャドウ情報をリクエストし、コマンドを実行します。

図 3: デバイスにコマンドを送信するためのメッセージブローカーの使用