責任共有モデル - AWS Lambda のセキュリティの概要

責任共有モデル

セキュリティとコンプライアンスは、AWS とお客様の共有責任です。この責任共有モデルでは、ホストオペレーティングシステムや仮想レイヤーから、サービスが運用されている施設の物理的なセキュリティまで、さまざまなコンポーネントを AWS が運用、管理、コントロールするため、お客様の運用上の負担が軽減します。

AWS Lambda については、AWS が基盤となるインフラストラクチャ、基盤サービス、オペレーティングシステム、アプリケーションプラットフォームを管理します。お客様は、Lambda サービスおよび関数内のコードおよび Identity and Access Management (IAM) のセキュリティに責任を負います。

図 1 は、AWS Lambda の共通および個別のコンポーネントに適用される責任共有モデルを説明しています。AWS の責任はオレンジ色の点線の下に表示され、お客様の責任は青色の点線の上に表示されています。

AWS Lambda の責任共有モデルを説明する図表。お客様の側には、関数コードとライブラリ、リソース構成、Identity and Access Management があります。AWS 側には、コンピューティング、実行環境、ランタイム言語、ネットワークインフラストラクチャ、サーバーソフトウェア、ハードウェア、リージョン、アベイラビリティーゾーン、EC2 ハードウェアがあります。

図 1 – AWS Lambda の責任共有モデル