Amazon RDS コンソールでの Aurora メトリクスの使用可否
Amazon Aurora で提供されるすべてのメトリクスを Amazon RDS コンソールで使用できるわけではありません。ただし、これらのメトリクスを、AWS CLI や CloudWatch API などのツールを使用して確認することはできます。また、Amazon RDS コンソールでのメトリクスの中には、特定のインスタンスクラスでのみ表示される場合や、異なる名前や測定単位で表示される場合があります。
[Last Hour] (過去 1 時間) ビューで利用可能な Aurora メトリクス
分類された Aurora メトリクスの一部が、Amazon RDS コンソールのデフォルトの [Last Hour] (過去 1 時間) ビューに表示されます。次の表は、Aurora インスタンスの Amazon RDS コンソールに表示されるカテゴリと、関連するメトリクスの一覧です。
| カテゴリ | メトリクス |
|---|---|
| SQL |
|
| システム |
|
| デプロイメント |
|
特定のケースで利用可能な Aurora メトリクス
また、Aurora メトリクスの中には、特定のインスタンスクラス、または DB インスタンスでのみ表示されるか、異なる名前や測定単位が含まれる場合があります。
-
CPUCreditBalanceとCPUCreditUsageの各メトリクスは、Aurora MySQLdb.t2インスタンスクラスと Aurora PostgreSQLdb.t3インスタンスクラスの場合にのみ表示されます。 -
次のメトリクスでは、以下のように、表示される名前が異なります。
メトリクス 表示名 AuroraReplicaLagMaximum最大レプリカラグ
AuroraReplicaLagMinimum最小レプリカラグ
DDLThroughputDDL
NetworkReceiveThroughputネットワークスループット
VolumeBytesUsed[請求済み] 使用されたボリュームのバイト数
VolumeReadIOPs[Billed] (請求済み) ボリューム読み取り IOPS
VolumeWriteIOPs[Billed] (請求済み) ボリューム読み取り IOPS
-
次のメトリクスは Aurora DB クラスター全体に適用されますが、Amazon RDS コンソールで Aurora DB クラスターの DB インスタンスを表示する場合にのみ表示されます。
-
VolumeBytesUsed -
VolumeReadIOPs -
VolumeWriteIOPs
-
-
以下のメトリクスは、Amazon RDS コンソールで、バイト単位ではなくメガバイト単位で表示されます。
-
FreeableMemory -
FreeLocalStorage -
NetworkReceiveThroughput -
NetworkTransmitThroughput
-
-
Aurora Optimized Reads を使用する Aurora PostgreSQL DB クラスターには、次のメトリクスが適用されます。
-
AuroraOptimizedReadsCacheHitRatio -
FreeEphemeralStorage -
ReadIOPSEphemeralStorage -
ReadLatencyEphemeralStorage -
ReadThroughputEphemeralStorage -
WriteIOPSEphemeralStorage -
WriteLatencyEphemeralStorage -
WriteThroughputEphemeralStorage
-
コンソールで使用できない Aurora メトリクス
以下の Aurora メトリクスは、Amazon RDS コンソールで使用できません。
-
AuroraBinlogReplicaLag -
DeleteLatency -
DeleteThroughput -
EngineUptime -
InsertLatency -
InsertThroughput -
NetworkThroughput -
Queries -
UpdateLatency -
UpdateThroughput