エンジンのバージョンを変更して Aurora MySQL アップグレードする - Amazon Aurora

エンジンのバージョンを変更して Aurora MySQL アップグレードする

Aurora MySQL DB クラスターのマイナーバージョンをアップグレードすると、既存のクラスターに追加の修正と新しい機能が適用されます。

このようなアップグレードは、元のバージョンとアップグレード後のバージョンの両方が Aurora MySQL メジャーバージョン (バージョン 2 または パージョン 3) である Aurora MySQL クラスターに適用されます。このプロセスは、Aurora MySQL メタデータの変換やテーブルデータの再編成を必要としないため、迅速で単純明快です。

この種のアップグレードを実行するには、AWS Management Console、AWS CLI、RDS API のいずれかを使用して DB クラスターのエンジンバージョンを変更します。例えば、クラスターで Aurora MySQL 2.x が実行されている場合は、より高い 2.x バージョンを選択します。

Aurora Global Database でマイナーアップグレードを実行する場合は、プライマリクラスターをアップグレードする前に、すべてのセカンダリクラスターをアップグレードします。

注記

Aurora MySQL バージョン 3.03* 以上またはバージョン 2.12.* へのマイナーバージョンアップグレードを実行するには、次のプロセスを使用します。

  1. グローバルクラスターからすべてのセカンダリリージョンを削除します。「Amazon Aurora Global Database からのクラスターの削除」の手順を実行します。

  2. 必要に応じて、プライマリリージョンのエンジンバージョンをバージョン 3.03.* 以上、またはバージョン 2.12.* にアップグレードします。「To modify the engine version of a DB cluster」の手順を実行します。

  3. グローバルクラスターにセカンダリリージョンを追加します。「AWS リージョン の Amazon Aurora Global Database への追加」の手順を実行します。

DB クラスターのエンジンバージョンを変更するには

  • コンソールを使用する場合 -クラスターのプロパティを変更します。[DB クラスターの変更] ウィンドウの [DB エンジンバージョン] ボックスで、Aurora MySQL エンジンバージョンを変更します。クラスターを変更するための一般的な手順に慣れていない場合は、「コンソール、CLI、API を使用した DB クラスターの変更」の手順に従ってください。

  • AWS CLI を使用する場合 - AWS CLI コマンドの modify-db-cluster を呼び出し、DB クラスターの名前を --db-cluster-identifier オプションで指定しながら、エンジンバージョンを --engine-version オプションで指定します。

    例えば、Aurora MySQL バージョン 2.12.1 にアップグレードするには、--engine-version オプションを 5.7.mysql_aurora.2.12.1 に設定します。DB クラスターのエンジンバージョンをすぐに更新するには、--apply-immediately オプションを指定します。

  • RDS API を使用する場合 - ModifyDBCluster API オペレーションを呼び出し、DBClusterIdentifier で DB クラスターの名前を指定して EngineVersion パラメータでエンジンバージョンを指定します。DB クラスターのエンジンバージョンをすぐに更新するには、ApplyImmediately パラメータを true に設定します。