Amazon CloudWatch にログを発行するオプションをオンにする - Amazon Aurora

Amazon CloudWatch にログを発行するオプションをオンにする

Aurora PostgreSQL DB クラスターの PostgreSQL ログを CloudWatch Logs に発行するには、クラスターの [Log export] (ログのエクスポート) オプションを選択します。Aurora PostgreSQL DB クラスターを作成する場合、ログのエクスポート設定を選択できます。または、後でクラスターを変更することもできます。既存のクラスターを変更すると、その時点で各インスタンスの PostgreSQL ログが CloudWatch クラスターに発行されます。Aurora PostgreSQL の場合、Amazon CloudWatch に公開されるログは、PostgreSQL ログ (postgresql.log) のみです。

AWS Management Console、AWS CLI、RDS API を使用して Aurora PostgreSQL DB クラスターのログエクスポート機能をオンにできます。

[Log export] (ログのエクスポート) オプションを選択すると、Aurora PostgreSQL DB クラスターから CloudWatch Logs に PostgreSQL ログの発行が開始されます。

コンソールからログエクスポート機能をオンにするには
  1. Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。

  3. CloudWatch Logs にログデータを発行する Aurora PostgreSQL DB クラスターを選択します。

  4. [Modify] を選択します。

  5. [Log exports] (ログのエクスポート) セクションで、[PostgreSQL] を選択します。

  6. [続行] を選択し、概要ページで [クラスターの変更] を選択します。

ログのエクスポートオプションをオンにすると、AWS CLI で Amazon CloudWatch Logs に Aurora PostgreSQL ログの発行が開始されます。これを行うには、以下のオプションを指定して modify-db-cluster AWS CLI コマンドを実行します。

  • --db-cluster-identifier— DB クラスター識別子。

  • --cloudwatch-logs-export-configuration―DB クラスターで、CloudWatch Logs へエクスポートするログタイプを設定するための環境設定。

また、以下の AWS CLI コマンドのいずれかを実行して、Aurora PostgreSQL ログを発行することもできます。

以下のオプションを使用して、この AWS CLI コマンドの 1 つを実行します。

  • --db-cluster-identifier— DB クラスター識別子。

  • --engine — データベースエンジン。

  • --enable-cloudwatch-logs-exports — DB クラスターの CloudWatch Logs へのエクスポートに使用できるログタイプの構成設定。

実行する AWS CLI コマンドに応じて、他のオプションが必要となる場合があります。

次のコマンドでは、ログファイルが CloudWatch Logs に発行されるよう Aurora PostgreSQL DB クラスターを作成します。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds create-db-cluster \ --db-cluster-identifier my-db-cluster \ --engine aurora-postgresql \ --enable-cloudwatch-logs-exports postgresql

Windows の場合:

aws rds create-db-cluster ^ --db-cluster-identifier my-db-cluster ^ --engine aurora-postgresql ^ --enable-cloudwatch-logs-exports postgresql

次のコマンドでは、ログファイルが CloudWatch Logs に発行されるよう既存の Aurora PostgreSQL DB クラスターを変更します。--cloudwatch-logs-export-configuration 値は JSON オブジェクトです。このオブジェクトのキーは EnableLogTypes で、その値は postgresql です。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds modify-db-cluster \ --db-cluster-identifier my-db-cluster \ --cloudwatch-logs-export-configuration '{"EnableLogTypes":["postgresql"]}'

Windows の場合:

aws rds modify-db-cluster ^ --db-cluster-identifier my-db-cluster ^ --cloudwatch-logs-export-configuration '{\"EnableLogTypes\":[\"postgresql\"]}'
注記

Windows コマンドプロンプトを使用する場合、バックラッシュ (\)でプレフィックスして JSON コードの二重引用符 (")をエスケープする必要があります。

次の例では、既存の Aurora PostgreSQL DB クラスターを変更して、CloudWatch Logs へのログファイルの発行を無効にします。--cloudwatch-logs-export-configuration 値は JSON オブジェクトです。このオブジェクトのキーは DisableLogTypes で、その値は postgresql です。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds modify-db-cluster \ --db-cluster-identifier mydbinstance \ --cloudwatch-logs-export-configuration '{"DisableLogTypes":["postgresql"]}'

Windows の場合:

aws rds modify-db-cluster ^ --db-cluster-identifier mydbinstance ^ --cloudwatch-logs-export-configuration "{\"DisableLogTypes\":[\"postgresql\"]}"
注記

Windows コマンドプロンプトを使用する場合、JSON コードでは、二重引用符 (") の前にバックスラッシュ (\) を付けてエスケープする必要があります。

ログのエクスポートオプションをオンにすると、RDS API で Aurora PostgreSQL ログの発行が開始されます。これを行うには、以下のオプションを指定して [ModifyDBCluster] オペレーションを実行します。

  • DBClusterIdentifier - DB クラスター識別子。

  • CloudwatchLogsExportConfiguration - DB クラスターの CloudWatch Logs にエクスポートするログタイプを有効化するための環境設定。

以下の RDS API オペレーションのいずれかを実行することで、RDS API を使用して Aurora PostgreSQL ログを発行することもできます。

次のパラメータを指定して RDS API アクションを実行します。

  • DBClusterIdentifier— DB クラスター識別子。

  • Engine — データベースエンジン。

  • EnableCloudwatchLogsExports — DB クラスターの CloudWatch Logs へのエクスポートに使用できるログタイプの構成設定。

実行する AWS CLI コマンドに応じて、他のパラメータが必要となる場合があります。