PostgreSQL 拡張機能のアップグレード
Aurora PostgreSQL DB クラスターを新しいメジャーバージョンまたはマイナーバージョンにアップグレードしても、PostgreSQL 拡張機能が同時にアップグレードされるわけではありません。ほとんどの拡張機能については、メジャーバージョンまたはマイナーバージョンのアップグレード完了後にアップグレードします。ただし、場合によっては、Aurora PostgreSQL DB エンジンをアップグレードする前に拡張機能をアップグレードすることもあります。詳細については、本番稼働用の DB クラスターの新しいメジャーバージョンへのアップグレードをテストするの「list of extensions to update」を参照してください。
PostgreSQL 拡張機能をインストールするには、rds_superuser
権限が必要です。通常、特定の拡張機能の管理を容易にするために、rds_superuser
が特定の拡張機能に対する権限を関連するユーザー (ロール) に委任します。つまり、Aurora PostgreSQL DB クラスター内のすべての拡張機能をアップグレードするタスクには、さまざまなユーザー (ロール) が含まれる可能性があります。スクリプトを使用してアップグレードプロセスを自動化する場合も、この点に注意してください。PostgreSQL の権限とロールの詳細については、「Amazon Aurora PostgreSQL でのセキュリティ」を参照してください。
注記
PostGIS 拡張機能の更新については、「PostGIS 拡張機能を使用した空間データの管理 (ステップ 6: PostGIS 拡張機能を更新する)」を参照してください。
pg_repack
拡張機能を更新する場合、拡張機能をドロップしてアップグレードされた DB インスタンスに新しいバージョンを作成します。詳細については、「pg_repack
ドキュメント」の「pg_repack installation
エンジンのアップグレード後に拡張機能を更新するには、ALTER EXTENSION UPDATE
コマンドを使用します。
ALTER EXTENSION
extension_name
UPDATE TO 'new_version
';
現在インストールされている拡張機能を一覧表示するには、次のコマンドで PostgreSQL の pg_extension
SELECT * FROM pg_extension;
インストールで使用可能な特定の拡張機能バージョンのリストを表示するには、次のコマンドで PostgreSQL の pg_available_extension_versions
SELECT * FROM pg_available_extension_versions;