Aurora MySQL のエクスポートパフォーマンス
Aurora MySQL バージョン 2 とバージョン 3 の DB クラスタースナップショットでは、高度なエクスポートメカニズムを使用して、パフォーマンスを向上させ、エクスポート時間を短縮します。このメカニズムには、Aurora 共有ストレージアーキテクチャを活用するための複数のエクスポートスレッドや Aurora MySQL パラレルクエリなどの最適化が含まれています。この最適化は、データセットのサイズと構造に応じて適応的に適用されます。
高速エクスポートプロセスを使用するためにパラレルクエリを有効にする必要はありませんが、このプロセスにはパラレルクエリと同じ制限があります。また、日が 0
または年が 0000
である日付など、一部のデータ値はサポートされていません。詳細については、「Amazon Aurora MySQL の並列クエリ」を参照してください。
パフォーマンスの最適化を適用すると、Aurora MySQL バージョン 2 と 3 のエクスポート用のかなり大きな (200 GB まで) Parquet ファイルが表示されることもあります。
データ型や値の互換性がないなどの理由で、より高速なエクスポートプロセスを使用できない場合、Aurora はパラレルクエリなしで自動的にシングルスレッドエクスポートモードに切り替わります。使用するプロセスやエクスポートするデータの量に応じて、エクスポートのパフォーマンスは異なります。