テナントデータベースの増分バックアップの実行 - Amazon Relational Database Service

テナントデータベースの増分バックアップの実行

CDB 内の現在のテナントデータベースの増分バックアップを実行できます。Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_rman_util.backup_tenant_incremental を使用します。

増分バックアップの詳細については、Oracle Database ドキュメントの「増分バックアップ」を参照してください。

このプロシージャは現在のテナントデータベースにのみ適用され、以下の RMAN タスクの共通パラメータを使用します。

  • p_owner

  • p_directory_name

  • p_label

  • p_parallel

  • p_section_size_mb

  • p_include_archive_logs

  • p_include_controlfile

  • p_optimize

  • p_compress

  • p_rman_to_dbms_output

  • p_tag

詳細については、「RMAN プロシージャの共通パラメータ」を参照してください。

このプロシージャは、以下の Amazon RDS for Oracle DB エンジンバージョンでサポートされています。

  • Oracle Database 21c (21.0.0) CDB

  • Oracle Database 19c (19.0.0) CDB

このプロシージャでは、次の追加のパラメータも使用します。

パラメータ名 データ型 有効な値 デフォルト 必須 説明

p_level

number

0, 1

0

いいえ

フル増分バックアップを有効にするには、0 を指定します。

非累積増分バックアップを有効にするには、1 を指定します。

次の例では、パラメータの指定値を指定して、現行のテナントデータベースの増分バックアップを実行します。

BEGIN rdsadmin.rdsadmin_rman_util.backup_tenant_incremental( p_owner => 'SYS', p_directory_name => 'MYDIRECTORY', p_level => 1, p_parallel => 4, p_section_size_mb => 10, p_tag => 'MY_INCREMENTAL_BACKUP', p_rman_to_dbms_output => FALSE); END; /