アーカイブ REDO ログのクロスチェック
Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_rman_util.crosscheck_archivelog
を使用して、アーカイブ REDO ログをクロスチェックできます。
このプロシージャを使用して、制御ファイルに登録済みのアーカイブ REDO ログをクロスチェックし、必要に応じて期限切れのログレコードを削除できます。RMAN によってバックアップが作成されると、制御ファイルにレコードが作成されます。時間の経過に伴って、これらのレコードのために制御ファイルのサイズが肥大します。期限切れのレコードは定期的に削除することをお勧めします。
注記
スタンダードの Amazon RDS バックアップでは RMAN を使用しないため、レコードは制御ファイルに作成されません。
このプロシージャでは、RMAN タスクの共通パラメータ p_rman_to_dbms_output
を使用します。
詳細については、「RMAN プロシージャの共通パラメータ」を参照してください。
このプロシージャでは、次の追加のパラメータも使用します。
パラメータ名 | データ型 | 有効な値 | デフォルト | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
|
boolean |
|
|
いいえ |
|
このプロシージャは、以下の Amazon RDS for Oracle DB エンジンバージョンでサポートされています。
-
Oracle Database 21c (21.0.0)
-
Oracle Database 19c (19.0.0)
次の例では、制御ファイル内のアーカイブ REDO ログレコードを期限切れとしてマークしますが、レコードは削除しません。
BEGIN rdsadmin.rdsadmin_rman_util.crosscheck_archivelog( p_delete_expired =>
FALSE
, p_rman_to_dbms_output =>FALSE
); END; /
次の例では、期限切れのアーカイブ REDO ログレコードを制御ファイルから削除します。
BEGIN rdsadmin.rdsadmin_rman_util.crosscheck_archivelog( p_delete_expired =>
TRUE
, p_rman_to_dbms_output =>FALSE
); END; /