ブロックメディアリカバリの実行 - Amazon Relational Database Service

ブロックメディアリカバリの実行

Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_rman_util.recover_datafile_block を使用して、ブロックメディアリカバリと呼ばれる個々のデータブロックを復元できます。この重複された手順を使用して、個々のデータブロックまたはデータブロックの範囲を復元できます。

このプロシージャでは、次の RMAN タスクの共通パラメータを使用します。

  • p_rman_to_dbms_output

詳細については、「RMAN プロシージャの共通パラメータ」を参照してください。

このプロシージャでは、以下の追加のパラメータを使用します。

パラメータ名 データ型 有効な値 デフォルト 必須 説明

p_datafile

NUMBER

有効なデータファイル ID 番号。

可能

破損ブロックを含むデータファイル。次のいずれかの方法でデータファイルを指定します。

  • V$DATAFILE.FILE# にあるするデータファイル ID 番号

  • V$DATAFILE.NAME にあるパスを含む完全なデータファイル名

p_block

NUMBER

有効な整数。

可能

復元する個々のブロックの数。

次のパラメータは相互に排他的です。

  • p_block

  • p_from_block および p_to_block

p_from_block

NUMBER

有効な整数。

可能

復元するブロックの範囲の最初のブロック番号。

次のパラメータは相互に排他的です。

  • p_block

  • p_from_block および p_to_block

p_to_block

NUMBER

有効な整数。

可能

復元するブロックの範囲内の最後のブロック番号。

次のパラメータは相互に排他的です。

  • p_block

  • p_from_block および p_to_block

このプロシージャは、以下の Amazon RDS for Oracle DB エンジンバージョンでサポートされています。

  • Oracle Database 21c (21.0.0)

  • Oracle Database 19c (19.0.0)

次の例では、データファイル 5 のブロック 100 を復元します。

BEGIN rdsadmin.rdsadmin_rman_util.recover_datafile_block( p_datafile => 5, p_block => 100, p_rman_to_dbms_output => TRUE); END; /

次の例では、データファイル 5 のブロック 100~150 を復元します。

BEGIN rdsadmin.rdsadmin_rman_util.recover_datafile_block( p_datafile => 5, p_from_block => 100, p_to_block => 150, p_rman_to_dbms_output => TRUE); END; /