RDS for SQL Server の MSDTC のトラブルシューティング - Amazon Relational Database Service

RDS for SQL Server の MSDTC のトラブルシューティング

場合によっては、クライアントコンピュータで実行されている MSDTC と RDS for SQL Server DB インスタンスで実行されている MSDTC サービスとの間の接続を確立できないことがあります。その場合は、以下のことを確認してください。

  • DB インスタンスに関連付けられているセキュリティグループのインバウンドルールが正しく設定されている。詳細については、「Amazon RDS DB インスタンスに接続できない」を参照してください。

  • クライアントコンピュータが正しく設定されている。

  • クライアントコンピュータの MSDTC ファイアウォールルールが有効になっている。

クライアントコンピュータを設定するには
  1. [コンポーネントサービス] を開きます。

    または、[サービスマネージャー] で、[ツール]、[コンポーネントサービス] の順に選択します。

  2. [コンポーネントサービス]、[コンピュータ]、[マイコンピュータ]、[分散トランザクションコーディネーター] の順に展開します。

  3. [ローカル DTC] のコンテキスト (右クリック) メニューを開き、[プロパティ] を選択します。

  4. [セキュリティ] タブを選択します。

  5. 次の項目をすべて選択します。

    • ネットワーク DTC アクセス

    • 受信を許可する

    • 送信を許可する

  6. 正しい認証モードが選択されていることを確認します。

    • 相互認証を必要とする - クライアントマシンは、分散トランザクションに参加している他のノードと同じドメインに参加しているか、ドメイン間に信頼関係が設定されています。

    • 認証を必要としない - 他のすべてのケース。

  7. [OK] を選択して変更を保存します。

  8. サービスの再起動を求めるメッセージが表示されたら、[はい] を選択します。

MSDTC ファイアウォールルールを有効にするには
  1. Windows ファイアウォールを開き、[詳細設定] を選択します。

    または、[サーバー マネージャー] で、[ツール] を選択し、[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] を選択します。

    注記

    オペレーティングシステムによっては、Windows ファイアウォールを Windows Defender ファイアウォールと呼ぶ場合があります。

  2. 左側のペインで [受信ルール] を選択します。

  3. 次のファイアウォールルールが有効になっていない場合は、有効にします。

    • 分散トランザクションコーディネーター (RPC)

    • 分散トランザクションコーディネーター (RPC)-EPMAP

    • 分散トランザクションコーディネーター (TCP-In)

  4. Windows ファイアウォールを閉じます。