Amazon RDS for MySQL - Amazon Relational Database Service

Amazon RDS for MySQL

Amazon RDS では、DB インスタンス向けに MySQL の複数のバージョンがサポートされています。サポートされているバージョンの詳細については、「Amazon RDS での MySQL のバージョン」を参照してください。

Amazon RDS for MySQL DB インスタンスを作成するには、Amazon RDS の管理ツールまたはインターフェイスを使用します。続いて、次の操作を行います。

  • インスタンスのサイズの変更

  • DB インスタンスへの接続の許可

  • バックアップまたはスナップショットからの作成と復元

  • マルチ AZ セカンダリの作成

  • リードレプリカの作成

  • DB インスタンスのアクティビティとパフォーマンスのモニタリング

DB インスタンスでデータを保存したり、またはアクセスするには、標準の MySQL のユーティリティとアプリケーションを使用します。

Amazon RDS for MySQL は、多くの業界スタンダードに準拠しています。例えば、RDS for MySQL データベースを使用して、HIPAA 準拠のアプリケーションを構築できます。RDS for MySQL データベースを使用して、AWS との事業提携契約 (BAA) に基づき、保護されるべき医療情報 (PHI) など、医療関連の情報を保存できます。また、Amazon RDS for MySQL は、Federal Risk and Authorization Management Program (FedRAMP) のセキュリティ要件を満たしています。さらに、Amazon RDS for MySQL は、AWS GovCloud (US) リージョンにおいて、FedRAMP Joint Authorization Board (JAB) の Provisional Authority to Operate (P-ATO) として、FedRAMP High ベースラインの認証を受けています。サポートされるコンプライアンススタンダードの詳細については、AWS クラウドコンプライアンスを参照してください。

MySQL のバージョン別の機能の詳細については、MySQL ドキュメントの「MySQL の主な機能」を参照してください。

DB インスタンスを作成する前に、「Amazon RDS 環境のセットアップ」の手順を完了してください。DB インスタンスを作成すると、RDS マスターユーザーは DBA 権限を取得します。ただし、いくつかの制限があります。このアカウントは、追加のデータベースアカウントの作成などの管理タスクに使用します。

以下を作成することができます。

  • DB インスタンス

  • DB スナップショット

  • ポイントインタイムの復元

  • 自動バックアップ

  • 手動バックアップ

Amazon VPC に基づいて Virtual Private Cloud (VPC) 内で MySQLを実行する DB インスタンスを使用できます。また、さまざまなオプションをオンにして、MySQL DB インスタンスに機能を追加することもできます。Amazon RDS は、可用性の高いフェイルオーバーソリューションとして MySQL のマルチ AZ 配置をサポートしています。

重要

マネージドサービスエクスペリエンスを提供するうえで、Amazon RDS は DB インスタンスへのシェルアクセスを提供していません。また、高度な特権を必要とする、特定のシステムプロシージャやテーブルへのアクセスも制限しています。データベースへのアクセスには、mysql クライアントなどの標準の SQL クライアントアプリケーションを使用します。ただし、Telnet またはセキュアシェル (SSH) を使用してホストに直接アクセスすることはできません。