転送されたテーブルスペースを DB インスタンスにインポートする
プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_transport_util.import_xtts_tablespaces
を使用して、ソース DB インスタンスから以前にエクスポートしたテーブルスペースを復元します。トランスポートフェーズでは、読み取り専用のテーブルスペースをバックアップし、Data Pump メタデータをエクスポートし、これらのファイルをターゲット DB インスタンスに転送して、テーブルスペースをインポートします。詳細については、「フェーズ 4: 表領域をトランスポートする」を参照してください。
構文
FUNCTION import_xtts_tablespaces( p_tablespace_list IN CLOB, p_directory_name IN VARCHAR2, p_platform_id IN NUMBER DEFAULT 13, p_parallel IN INTEGER DEFAULT 0) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
パラメータ名 | データ型 | デフォルト | 必須 | 説明 |
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— |
可能 |
インポートするテーブルスペースのリスト。 |
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— |
可能 |
テーブルスペースのバックアップを含むディレクトリ。 |
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不可 |
バックアップフェーズで指定したものと一致するプラットフォーム ID を指定します。プラットフォームのリストを検索するには、 |
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不可 |
並列処理の度合い。デフォルトでは、並列処理は無効になっています。 |
例
以下の例では、表領域TBS1
、TBS2
、および TBS3
をディレクトリ DATA_PUMP_DIR
からインポートします。ソースプラットフォームは AIX ベースのシステム (64 ビット) で、プラットフォーム ID は 6
です。プラットフォーム ID は、V$TRANSPORTABLE_PLATFORM
をクエリすることで確認できます。
VAR task_id CLOB BEGIN :task_id:=rdsadmin.rdsadmin_transport_util.import_xtts_tablespaces( '
TBS1,TBS2,TBS3
', 'DATA_PUMP_DIR
', p_platform_id => 6); END; / PRINT task_id