DynamoDB の上位レベルのプログラミングインターフェイス
AWS SDK は、Amazon DynamoDB を操作するための下位レベルのインターフェイスをアプリケーションに提供します。これらのクライアント側のクラスとメソッドは、下位レベルの DynamoDB API と直接対応しています。しかし、これは多くのデベロッパーにとって、複雑なデータ型をデータベーステーブル内の項目にマップする必要がある場合の接続性の悪さ、つまりインピーダンスの不整合の原因となります。下位レベルのデータベースインタフェースを使用するデベロッパーは、オブジェクトデータをデータベーステーブルに対して読み書きするためのメソッドを記述する必要があります。オブジェクトタイプとデータベーステーブルの組み合わせに、個別に対応するための余分なコードが、圧倒的な量になることもあります。
AWS SDK for Java および for .NET では、開発業務を簡素化するために、高度に抽象化されたインターフェイスが用意されています。DynamoDB の上位レベルのインターフェイスを使用すると、プログラム内のオブジェクトと、それらのオブジェクトのデータを格納するためのデータベーステーブル間の関係を定義できます。このマッピングを定義した後、save
、load
、delete
などの単純なオブジェクトメソッドを呼び出すと、ユーザーに代わって、基盤となる下位レベルの DynamoDB オペレーションの呼び出しが自動化されます。これにより、データベースを意識するのではなく、オブジェクトを中心にコードを作成していくことができます。
DynamoDB の上位レベルのプログラミングインターフェイスは、Java および .NET 用の AWS SDK で使用できます。
Java
.NET