Simple AD を削除する - AWS Directory Service

Simple AD を削除する

Simple AD を削除すると、ディレクトリデータおよびスナップショットはすべて削除され、元に戻せません。ディレクトリが削除されても、ディレクトリに結合されているインスタンスはすべてそのまま残ります。ただし、ディレクトリの認証情報を使用して、これらのインスタンスにログインすることはできません。これらのインスタンスにログインするには、インスタンス専用のユーザーアカウントを使用します。

AWS Managed Microsoft AD または Simple AD を削除すると、ディレクトリデータとスナップショットはすべて削除され、復元することはできません。ディレクトリが削除されても、ディレクトリに結合されているインスタンスはすべてそのまま残ります。ただし、ディレクトリの認証情報を使用して、これらのインスタンスにログインすることはできません。これらのインスタンスにログインするには、インスタンス専用のユーザーアカウントを使用します。

AD Connector を削除してもオンプレミスのディレクトリはそのまま残ります。ディレクトリに結合されているインスタンスもすべてそのまま残り、オンプレミスのディレクトリに結合された状態のまま変わりません。引き続き、ディレクトリの認証情報を使用して、このインスタンスにログインできます。

ディレクトリを削除するには
  1. AWS Directory Service コンソールのナビゲーションペインで、[Directories] (ディレクトリ) をクリックします。Active Directory がデプロイされている AWS リージョン にいることを確認します。詳細については、「Choosing a Region」を参照してください

  2. 削除するディレクトリに対して有効になっている AWS アプリケーションがないことを確認します。AWS アプリケーションが有効になっていると、AWS Managed Microsoft AD や Simple AD を削除できません。

    1. [Directories] (ディレクトリ) ページで、ディレクトリ ID を選択します。

    2. [Directory details] (ディレクトリの詳細) ページで、[Application management] (アプリケーション管理) タブを選択します。[AWS apps & services] (AWS のアプリおよびサービス) セクションに、ディレクトリに対して有効になっている AWS アプリケーションが表示されます。

      • AWS Management Console へのアクセスを無効にする。詳細については、「AWS Management Console アクセスの無効化」を参照してください。

      • Amazon WorkSpaces を無効にするには、WorkSpaces コンソールでディレクトリからサービスを登録解除する必要があります。詳細については、「Amazon WorkSpaces Administration Guide」の「Delete a directory」を参照してください。

      • Amazon WorkDocs を無効にするには、Amazon WorkDocs コンソールで Amazon WorkDocs サイトを削除する必要があります。詳細については、「Amazon WorkDocs Administration Guide」(Amazon WorkDocs 管理ガイド) の「Delete a site」(サイトを削除する) を参照してください。

      • Amazon WorkMail を無効にするには、Amazon WorkMail コンソールで Amazon WorkMail 組織を削除する必要があります。詳細については、「Amazon WorkMail Administrator Guide」(Amazon WorkMail 管理者ガイド) の「Remove an organization」(組織を削除する) を参照してください。

      • Amazon FSx for Windows File Server を無効にするには、ドメインから Amazon FSx ファイルシステムを削除する必要があります。詳細については、「Amazon FSx for Windows File Server User Guide」の「Working with Active Directory in FSx for Windows File Server」を参照してください。

      • Amazon Relational Database Service を無効にするには、ドメインから Amazon RDS インスタンスを削除する必要があります。詳細については、「Amazon RDS ユーザーガイド」の「ドメインの DB インスタンスの管理」を参照してください。

      • AWS Client VPN サービスを無効にするには、Client VPN エンドポイントからディレクトリサービスを削除する必要があります。詳細については、「AWS Client VPN Administrator Guide」の「Work with Client VPN」を参照してください。

      • Amazon Connect を無効にするには、Amazon Connect インスタンスを削除する必要があります。詳細については、Amazon Connect Administration Guideの「Delete your Amazon Connect instance」を参照してください。

      • Amazon QuickSight を無効にするには、Amazon QuickSight のサブスクリプションを解除する必要があります。詳細については、「Amazon QuickSight ユーザーガイド」の「Amazon QuickSight サブスクリプションの削除とアカウントの閉鎖」を参照してください。

      注記

      AWS IAM Identity Center を使用していて、それを削除する予定の AWS Managed Microsoft AD ディレクトリに以前に接続していた場合は、削除する前にまずその ID ソースを変更する必要があります。詳細については、「IAM Identity Center ユーザーガイド」の「ID ソースを変更する」を参照してください。

  3. ナビゲーションペインで [Directories] (ディレクトリ) を選択します。

  4. 削除するディレクトリのみを選択し、[Delete] (削除) をクリックします。ディレクトリが削除されるまでに数分かかります。ディレクトリを削除すると、ディレクトリリストからも削除されます。