字幕 - Amazon Elastic Transcoder

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字幕

キャプションに対してある形式から別の形式へのトランスコードが実行されるように Elastic Transcoder を設定できます。Elastic Transcoder では、次の 2 種類のキャプションがサポートされます。

  • 埋め込み: 埋め込みキャプションはオーディオやビデオと同じファイルに含まれます。Elastic Transcoder では、埋め込みキャプションが言語ごとに 1 つだけサポートされます。

    有効な入力形式は CEA-608 (EIA-608、最初の空白でないチャンネルのみ)、CEA-708 (EIA-708、最初の空白でないチャンネルのみ)、mov-text などです。

    有効な出力形式は mov-text (MP4 のみ)、CEA-708 (MPEG-TS、MP4、29.97および30フレーム/秒のみ) などです。CEA-708 キャプションはストリームの H.264 SEI ユーザーデータに埋め込まれています。

    Elastic Transcoder では、埋め込み形式が出力ごとに 1 つだけサポートされます。

  • サイドカー: サイドカーキャプションは、オーディオや動画のデータとは別のメタデータファイルに保存されます。サイドカーキャプションには、ビデオファイルとサイドカーファイルの関係を解釈できるプレイヤーが必要です。Elastic Transcoder では、言語あたり 1 つのみのサイドカーキャプションがサポートされ、ファイルあたり最大 20 のサイドカーキャプショントラックがサポートされます。

    有効な入力形式は DFXP (最初の div 要素のみ)、EBU-TT、SCC、SMPT、SRT、TTML (最初の div 要素のみ)、WebVTT などです。

    有効な出力形式は DFXP (最初の div 要素のみ)、SCC、SRT、WebVTT などです。

TTML または SMPTE-TT 互換のキャプションが必要な場合は、出力形式として DFXP を指定します。

Elastic Transcoder では OCR (光学式文字認識) がサポートされません。また、キャプションの有効な入力として画像を使用することはできず、オーディオのみのトランスコーディングには利用できません。Elastic Transcoder によるトランスコード処理中、テキストの書式設定 (イタリック体など) は維持されません。

Elastic Transcoder コンソール使用時のキャプションのトランスコードについては、「出力詳細: パート 3、キャプションの設定」を参照してください。Elastic Transcoder API 使用時のキャプションのトランスコードについては、キャプション要素で始まる ジョブを作成する API アクションのドキュメントを参照してください。

埋め込みファイルの詳細については、Wikipedia ページ「字幕 (キャプション) 」を参照してください。

サイドカーファイルの詳細については、Wikipedia ページ「メタデータプラットフォーム」と「サイドカーファイル」を参照してください。