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ウォーターマーク
変換を実行するときに、ビデオ上に最大 4 つまでのグラフィックを重ねるように Elastic Transcoder を設定できます。このようなグラフィックはウォーターマークと呼ばれます。たとえば、放送中に画面上に表示されるテレビ局のロゴがウォーターマークです。
ウォーターマークは、変換された動画の再生中、指定したサイズ、位置、スケール、不透明度に基づいて表示されます。不透明度は、ウォーターマークの濃さを調整します。完全な透明 (ウォーターマークが表示されない状態) から完全な不透明 (動画の一部分がウォーターマークによって覆い隠されている状態) までの調整ができます。
ウォーターマークに使用するグラフィックには、.png または .jpg 形式のものを使用できます。長方形以外のウォーターマークを表示する場合は、透明度をサポートする .png 形式を使用してください。グラフィックは、変換するビデオを保存するバケットと同じ Amazon S3 バケットに保存します。パイプラインの設定で、このバケット (入力バケット) を指定します。
ウォーターマークを追加するには、プリセットとジョブの両方で設定を指定します。
プリセットには、最大 4 つのウォーターマークに関するサイズ、位置、不透明度の設定が含まれます。設定の各グループには ID を割り当てます。ジョブを作成するとき、この ID を使用することで、どのグラフィックに対してどのプリセットの設定を使用するかを制御できます。
Elastic Transcoder コンソールを使用してプリセットに対してウォーターマークの設定を指定する方法については、「Elastic Transcoder でプリセットを作成する」を参照してください。Elastic Transcoder API を使用して設定を指定する方法については、「プリセットを作成する」を参照してください。
ジョブでは、ウォーターマークとして使用する .png または .jpg 画像、および各ウォーターマークに対して使用するプリセットに含まれる設定のグループを指定します。ジョブを作成し、ウォーターマークの設定を含んでいるプリセットを指定するとき、プリセットで定義したウォーターマークの設定の一部またはすべてに対してグラフィックを追加することができます。また、これらの設定のいずれに対してもグラフィックを追加しないこともできます。
Elastic Transcoder コンソールを使用してジョブに対してウォーターマークの設定を指定する方法については、「Elastic Transcoder でジョブを作成する」を参照してください。Elastic Transcoder API を使用して設定を指定する方法については、「ジョブを作成する」を参照してください。