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パフォーマンスの警告と推奨事項
FSx for Lustre では、CloudWatch メトリクスのいずれかが連続した複数のデータポイントで事前に設定されたしきい値に近づいたり超過したりすると、そのメトリクスに対して警告が表示されます。これらの警告により、ファイルシステムのパフォーマンスを最適化するために使用できる実用的な推奨事項が示されます。
警告は、Amazon FSx for Lustre コンソールの [モニタリングとパフォーマンス] ダッシュボードのいくつかのエリアからアクセスできます。Amazon FSx のパフォーマンスに関するアクティブな警告や最新の警告すべて、およびファイルシステム用に設定されたアラーム状態 にある CloudWatch アラームすべてが、[概要] セクションの [モニタリングとパフォーマンス] パネルに表示されます。この警告は、メトリクスグラフが表示されているダッシュボードのセクションにも表示されます。
Amazon FSx のどのメトリクスに対しても、CloudWatch アラームを作成できます。詳しくは、「 メトリクスをモニタリングする CloudWatch アラームを作成する」を参照してください。
パフォーマンスの警告を使用してファイルシステムのパフォーマンスを向上させる
Amazon FSx は、ファイルシステムのパフォーマンスを最適化するために使用できる実用的な推奨事項を提供します。アクティビティが今後も続くと予想される場合、またはその問題がファイルシステムのパフォーマンスに影響を及ぼしている場合は、推奨されるアクションを実行します。警告をトリガーしたメトリクスに応じて、次の表に示すように、ファイルシステムのスループットキャパシティ、ストレージ容量またはメタデータ IOPS を増やすことで解決できます。
ダッシュボードセクション | このメトリクスに対応する警告が存在する場合 | この操作を行います |
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ストレージ | Storage capacity utilization |
ファイルシステムのオブジェクトストレージターゲット (OST) のサブセットでストレージ容量使用率が高い場合、ワークロードのバランスを再調整して、ファイルシステム全体でストレージ容量使用率をより均等に調整することもできます。 |
Storage capacity utilization with cached writes |
クライアントで max_dirty_mb パラメータを設定すると、クライアント書き込みキャッシュのサイズを小さくできます。 |
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オブジェクトストレージのパフォーマンス | Network throughput |
ファイルシステムのオブジェクトストレージサーバー (OSS) のサブセットでスループット使用率が高い場合は、ワークロードのバランスを再調整して、ファイルシステム全体でスループット使用率をより均等に調整することもできます。 |
Disk throughput |
ファイルシステムのオブジェクトストレージサーバー (OSS) のサブセットでディスクスループット使用率が高い場合は、ワークロードのバランスを再調整して、ファイルシステム全体でディスクスループット使用率をより均等に調整することもできます。 |
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Disk IOPS |
ファイルシステムのオブジェクトストレージターゲット (OST) のサブセットでディスク IOPS 使用率が高い場合は、ワークロードのバランスを再調整して、ディスク IOPS 使用率をファイルシステム全体で均等に調整することもできます。 |
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メタデータパフォーマンス | CPU utilization |
ストレージ容量とは無関係にメタデータパフォーマンスをスケールする必要がある場合は、MetadataConfiguration パラメータを使用して、ストレージ容量とは無関係にメタデータパフォーマンスのプロビジョニングをサポートする新しいファイルシステムに移行できます。 |
Metadata IOPS |
ファイルシステムのパフォーマンスに関する詳細については、「Amazon FSx for Lustre のパフォーマンス」を参照してください。