サポート終了通知: 2025 年 9 月 15 日、 AWS は Amazon Lex V1 のサポートを終了します。 V1 2025 年 9 月 15 日以降、Amazon Lex V1 コンソールまたは Amazon Lex V1 リソースにアクセスできなくなります。Amazon Lex V2 を使用している場合は、代わりに Amazon Lex V2 ガイドを参照してください。
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セッション属性の設定
セッション属性には、セッション中にボットとクライアントアプリケーションの間でやり取りされるアプリケーション固有の情報が含まれます。Amazon Lex は、ボットに設定されたすべての Lambda 関数にセッション属性を渡します。Lambda 関数でセッション属性が追加または更新されると、Amazon Lex からクライアントアプリケーションに新しい情報が返されます。例:
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演習 1: 設計図を使用して Amazon Lex ボットを作成する (コンソール) で、サンプルボットは
price
セッション属性を使用して花の価格を保持しています。Lambda 関数は、注文された花の種類に基づいて、この属性を設定します。詳細については、「ステップ 5 (オプション): 情報フローの詳細を確認する (コンソール)」を参照してください。 -
旅行を予約する で、サンプルボットは
currentReservation
セッション属性を使用して、会話中のスロットタイプデータのコピーを保持し、ホテルやレンタカーを予約します。詳細については、「情報フローの詳細」を参照してください。
ボットの初期化、プロンプトやレスポンスカードのカスタマイズには、Lambda 関数のセッション属性を使用します。例:
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初期化 - ピザの注文ボットにおいて、PostContent オペレーションまたは PostText オペレーションへの最初の呼び出しで、クライアントアプリケーションはユーザーの場所をセッション属性として渡します。例えば、
"Location": "111 Maple Street"
と指定します。Lambda 関数は、この情報に基づいて最寄りのピザ屋を見つけ、注文を行います。 -
プロンプトのカスタマイズ - セッション属性を参照するようにプロンプトとレスポンスカードを設定します。例: 「[FirstName] 様、トッピングは何になさいますか?」 ユーザーの名前をセッション属性 (
{"FirstName": "Jo"}
) として渡すと、Amazon Lex はプレースホルダをその名前に置き換えます。次に、カスタマイズしたプロンプトをユーザーに送信します:「Jo 様、トッピングは何になさいますか?」
セッション属性は、セッションの期間にわたって保持されます。Amazon Lex では、セッションが終わるまで、セッション属性を暗号化されたデータストアに保存します。クライアントは、PostContent オペレーションまたは PostText オペレーションを呼び出し、sessionAttributes
フィールドに値を設定することで、リクエストのセッション属性を作成できます。Lambda 関数は、レスポンスのセッション属性を作成できます。クライアントまたは Lambda 関数でセッション属性を作成すると、クライアントアプリケーションで Amazon Lex へのリクエストに sessionAttribute
フィールドを指定しない場合に、いつでも保存された属性値が使用されます。
例えば、2 つのセッション属性 {"x":
"1", "y": "2"}
があるとします。クライアントが PostContent
オペレーションまたは PostText
オペレーションを呼び出すときに sessionAttributes
フィールドを指定しない場合、Amazon Lex は保存されたセッション属性 ({"x": 1, "y": 2}
) を使用して Lambda 関数を呼び出します。Lambda 関数からセッション属性が返されない場合、Amazon Lex は保存されたセッション属性をクライアントアプリケーションに返します。
クライアントアプリケーションまたは Lambda 関数のいずれかがセッション属性を渡すと、Amazon Lex は保存されたセッション属性を更新します。既存の値 {"x": 2}
などを渡すと、保存された値が更新されます。新しい一連のセッション属性 ({"z": 3}
など) を渡すと、既存の値は削除され、新しい値のみが保持されます。空のマップ {}
を渡すと、保存された値が消去されます。
セッション属性を Amazon Lex に送信するには、属性の文字列間マップを作成します。セッション属性のマッピング方法を以下に示します。
{ "attributeName": "attributeValue", "attributeName": "attributeValue" }
PostText
オペレーションの場合は、次に示すように、[sessionAttributes
] フィールドを使用してリクエストの本文にマップを挿入します。
"sessionAttributes": { "attributeName": "attributeValue", "attributeName": "attributeValue" }
PostContent
オペレーションの場合は、マップを base64 エンコードし、それを x-amz-lex-session-attributes
ヘッダーとして送信します。
バイナリまたは構造化されたデータをセッション属性で送信する場合は、最初にデータを単純な文字列に変換する必要があります。詳細については、「複雑な属性の設定」を参照してください。