ステップ 1: この演習で使用する設計図を確認する - Amazon Lex V1

Amazon Lex V2 を使用している場合は、代わりに Amazon Lex V2 ガイドを参照してください。

 

Amazon Lex V1 を使用している場合は、ボットを Amazon Lex V2 にアップグレードすることをお勧めします。V1 には新機能を追加されませんので、すべての新しいボットには V2 を使用することを強くお勧めします。

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ステップ 1: この演習で使用する設計図を確認する

ボットの設計図の概要 (BookTrip)

ボットの作成に使用する設計図 (BookTrip) では、以下が事前設定されています。

  • スロットタイプ – 次の 2 つのカスタムスロットタイプ。

    • BookHotel インテントで使用される、列挙値 kingqueen、および deluxe を持つ RoomTypes

    • BookCar インテントで使用される、列挙値 economystandardmidsizefull sizeluxury、および minivan を持つ CarTypes

       

  • インテント 1 (BookHotel) – 次のように事前設定されています。

    • 事前設定スロット

      • RoomType: RoomTypes カスタムスロットタイプ

      • Location: AMAZON.US_CITY 組み込みスロットタイプ

      • CheckInDate: AMAZON.DATE 組み込みスロットタイプ

      • Nights: AMAZON.NUMBER 組み込みスロットタイプ

    • 事前設定発話

      • 「ホテルの予約」

      • 「ホテルを予約します」

      • {Location}で{Nights}泊の予約」

      ユーザーがこのいずれかを発声すると、Amazon Lex は BookHotel がインテントであると判断して、ユーザーにスロットデータを求めます。

    • 事前設定プロンプト

      • Location スロットのプロンプト –「どの都市に滞在されますか?」

      • CheckInDate スロットのプロンプト –「何日にチェックインされますか?」

      • Nights スロットのプロンプト –「何泊されますか?」

      • RoomType スロットのプロンプト –「部屋のタイプはクイーン、キング、デラックスのどれになさいますか?」

      • 確認ステートメント –「かしこまりました。{Location} での {CheckInDate} から {Nights} 泊の滞在を承りました。この内容で予約いたしましょうか?」

      • 拒否 –「かしこまりました。予約をキャンセルいたしました。」

         

  • インテント 2 (BookCar) – 次のように事前設定されています。

    • 事前設定スロット

      • PickUpCity: AMAZON.US_CITY 組み込みタイプ

      • PickUpDate: AMAZON.DATE 組み込みタイプ

      • ReturnDate: AMAZON.DATE 組み込みタイプ

      • DriverAge: AMAZON.NUMBER 組み込みタイプ

      • CarType: CarTypes カスタムタイプ

    • 事前設定発話

      • 「車の予約」

      • 「レンタカーの予約」

      • 「車を予約します」

      ユーザーがこのいずれかを発声すると、Amazon Lex は BookCar がインテントであると判断して、ユーザーにスロットデータを求めます。

    • 事前設定プロンプト

      • PickUpCity スロットのプロンプト –「どの都市でレンタカーが必要でしょうか?」

      • PickUpDate スロットのプロンプト –「レンタカーは何日からご使用なさいますか?」

      • ReturnDate スロットのプロンプト –「レンタカーは何日にご返却なさいますか?」

      • DriverAge スロットのプロンプト –「このレンタカーを運転される方の年齢を教えていただけますか?」

      • CarType スロットのプロンプト –「どのタイプのレンタカーをご希望でしょうか? 」 当社では小型車、中型車、高級車の中からお選びいただけます」

      • 確認ステートメント –「かしこまりました。{PickUpDate} から {ReturnDate} までの期間で、{PickUpCity} での {CarType} タイプのレンタカーのご使用を承りました。」 この内容で予約いたしましょうか?」

      • 拒否 –「かしこまりました。予約をキャンセルいたしました。」

Lambda 関数の設計図 (lex-book-trip-python) の概要

AWS Lambda には、ボットの設計図に加えて、この設計図でコードフックとして使用できる設計図 (lex-book-trip-python) が用意されています。ボットの設計図とそれに対応する Lambda 関数の設計図の一覧については、「Amazon Lex および AWS Lambda の設計図」を参照してください。

BookTrip 設計図を使用してボットを作成する際に、ユーザーデータの入力とインテントの達成の両方の初期化/検証のためのコードフックとしてこの Lambda 関数を追加して、両方のインテント (BookCar と BookHotel) の設定を更新します。

この Lambda 関数のコードでは、ユーザーに関する既知の情報 (セッション属性で保持されている) を使用してインテントのスロット値を初期化する、動的会話の例を示しています。詳細については、「会話コンテキストの管理」を参照してください。

次のステップ

ステップ 2: Amazon Lex ボットを作成する