Amazon Location での場所の前提条件 - Amazon Location Service

Amazon Location での場所の前提条件

ジオコーディング、リバースジオコーディング、または場所の検索を開始する前に、前提条件となる手順に従ってください。

プレースインデックスリソースの作成

まず、AWS アカウントでプレースインデックスリソースを作成します。

プレースインデックスリソースを作成すると、ジオコーディング、リバースジオコーディング、検索のクエリをサポートするデータプロバイダーを選択できます。

  1. Esri — 対象地域における Esri のカバレッジの詳細については、Esri のドキュメントの「Esri のジオコーディングカバレッジ」を参照してください。

  2. HERE テクノロジー — 対象地域における HERE のカバレッジの詳細については、HERE ドキュメントの「HERE ジオコーディングカバレッジ」を参照してください。

  3. Grab — Grab は東南アジアのデータのみ提供します。イベントの詳細については、このガイドの「国/地域と対象地域」を参照してください。

Amazon Location Service コンソール、AWS CLI、または Amazon Location API を利用することができます。

Console

Amazon Location Service コンソールを使用してプレースインデックスリソースを作成するには

  1. Amazon Location Service コンソール (https://console.aws.amazon.com/location/) を開きます。

  2. 左のナビゲーションペインで、[プレースインデックス] を選択します。

  3. プレースインデックスの作成を選択します。

  4. 次のボックスに入力します。

    • 名前 — プレースインデックスリソースの名前を入力します。例えば、「ExamplePlaceIndex」と入力します。最大 100 文字。英数字、ピリオド (.)、ハイフン (-)、アンダースコア (_) を含めることができます。

    • 説明 – 任意の説明を入力します。

  5. データプロバイダー」で、プレースインデックスリソースで使用できるデータプロバイダーを選択します。

    注記

    配送車両や従業員など、ビジネスで使用する資産をアプリケーションで追跡またはルーティングする場合、位置情報プロバイダーに Esri を使用してはいけません。詳細については、「AWS サービス規約」のセクション 82 を参照してください。

  6. [データストレージオプション] で、プレースインデックスリソースからの検索結果を保存するかどうかを指定します。

  7. (オプショナル) タグに、タグのキーを入力します。これにより、新しいプレースインデックスリソースにタグが追加されます。詳細については、リソースにタグを付けるを参照してください。

  8. プレースインデックスの作成を選択します。

API

Amazon Location API を使用したプレースインデックスリソースの作成

Amazon Location Places API の CreatePlaceIndex オペレーションを利用してください。

次の例は、データプロバイダー Esri を使用して ExamplePlaceIndex というプレースインデックスリソースを作成する API リクエストです。

POST /places/v0/indexes Content-type: application/json { "DataSource": "Esri", "DataSourceConfiguration": { "IntendedUse": "SingleUse" }, "Description": "string", "IndexName": "ExamplePlaceIndex", "Tags": { "Tag1" : "Value1" } }
AWS CLI

AWS CLI コマンドを使用したプレースインデックスリソースの作成

create-place-index コマンドを使用します。

次の例では、Esri をデータプロバイダーとして使用して ExamplePlaceIndex というプレースインデックスリソースを作成します。

aws location \ create-place-index \ --data-source "Esri" \ --description "Example place index" \ --index-name "ExamplePlaceIndex" \ --tags Tag1=Value1
注記

請求は使用状況によって異なります。他の AWS サービスの利用料金が請求される場合があります。詳細については、「Amazon Location Service 料金」を参照してください。

リクエストを認証する

プレースインデックスリソースを作成し、アプリケーションに位置情報を組み込む準備ができたら、リクエストの認証方法を選択します。

  • サービスにアクセスする方法については、「Amazon Location Service へのアクセス」を参照してください。

  • ウェブサイトには匿名機能を利用されるユーザーがいらっしゃる場合、API キーまたは Amazon Cognito を使うのはお勧めです。

    以下の例では、API キーによる認可方法、AWS JavaScript SDK v3 と Amazon Location JavaScript 認証ヘルパー の使用方法をしています。

    import { LocationClient, SearchPlaceIndexForTextCommand } from "@aws-sdk/client-location"; import { withAPIKey } from "@aws/amazon-location-utilities-auth-helper"; const apiKey = "v1.public.your-api-key-value"; // API key // Create an authentication helper instance using an API key const authHelper = await withAPIKey(apiKey); const client = new LocationClient({ region: "<region>", // region containing Cognito pool ...authHelper.getLocationClientConfig(), // Provides configuration required to make requests to Amazon Location }); const input = { IndexName: "ExamplePlaceIndex", Text: "Anyplace", BiasPosition: [-123.4567, 45.6789] }; const command = new SearchPlaceIndexForTextCommand(input); const response = await client.send(command);