Micro Focus マネージドアプリケーションを設定する - AWS Mainframe Modernization

Micro Focus マネージドアプリケーションを設定する

Micro Focus ランタイムエンジンを使用してアプリケーションを設定し、統合などの追加のプロパティをカスタマイズできます。

Micro Focus でサポートされているサードパーティー統合

サードパーティーの統合を利用するには、AWS Mainframe Modernization マネージド環境で、このタイプの設定をサポートする Micro Focus エンジンバージョンを使用する必要があります。ポストフィックス R のエンジンバージョン (バージョン 9.0.9.R など) がサポートされています。つまり、エンジンバージョン 9.0.9.R には、パーティ統合のクライアントインストールサポートが含まれていますが、9.0.9 はサポートされていません。

プリンター

プリンターリソースは、「プリンター - オプション」セクションで説明されているように、Micro Focus アプリケーション定義を使用して設定されます。

プリンター定義は、プリンターのカスタムまたはサービスが提供する終了モジュールを定義できます。終了モジュール設定の例は次のとおりです。

1. サービスが提供するバイナリをロードする例です。

... { "name": "p1", "classes": [ "AB" ], "description": "Using service managed LRS Queue exit module", "exit-module": { "name": "lrsprte6" } }, ...

2. S3 からバイナリを提供する例です。

"exit-module": { "name": "s3Exit", "module": "${s3-source}/3pa/s3Exit.so" }

3. EFS からバイナリを提供する例です。

注記

EFS マウントを使用するには、環境の作成中に、program-path などの追加の値とともにアタッチする必要があります。

... "batch-settings": { "jes-printers": [ { "name": "p3", "classes": [ "EF" ], "description": "Using binary from customer provided exit module on EFS Mount", "exit-module": { "name": "efsExit" } } ], "program-path": "$EFS_MOUNT/path/to/directory/containing/binaries/" }, "runtime-settings": { "environment-variables": { "EFS_MOUNT": "/m2/mount/efs" } } ...

LRS キュー - 任意

LRS キューを使用するには、サードパーティーアーティファクトをサポートする Micro Focus エンジン (例: .R で終わるエンジン) を使用する必要があります。終了モジュールが lrsprte6 をエントリ名を指しているプリンターを設定するだけでなく、LRS キューには、Micro Focus アプリケーション定義の既存の「ランタイム設定」ブロックで定義されているように、環境変数の追加が必要です。

LRSQ_ADDRESS

(必須) LRSQ 印刷終了モジュールの送信先の LRS サーバーアドレスを指定します。

LRS プリンター - LRS プリンターを設定するには、 プリンター - オプション セクションで指定されている jes プリンターの定義が必要です。

さらに、LRSQ_ADDRESS はアプリケーション定義の runtime-settings フィールドの一部として指定する必要があります。

"runtime-settings": { "environment-variables": { "LRSQ_ADDRESS": "<lrsq-address>" } }