AWS Organizations で組織内のアカウントの詳細をエクスポートする
AWS Organizations を使用すると、組織の管理アカウントユーザーおよび委任管理者は、組織内のすべてのアカウントの詳細を含む .csv ファイルをエクスポートできます。その結果、組織管理者は、アカウントを簡単に表示し、ステータス (ACTIVE
、SUSPENDED
、または PENDING
) でフィルターできます。組織に多数のアカウントがある場合、.csv ファイルのダウンロードオプションを使用すると、スプレッドシートのアカウントの詳細の表示と並べ替えを容易に行うことができます。
注記
アカウントリストをダウンロードできるのは、管理アカウントのプリンシパルのみです。
組織のすべての AWS アカウントのリストをエクスポートする
組織の管理アカウントにサインインすると、組織に属するすべてのアカウントのリストを .csv ファイルとして取得できます。リストには個々のアカウントの詳細が含まれますが、アカウントが属する組織単位 (OU) は示されません。
.csv ファイルには、各アカウントの次の情報が含まれています。
-
アカウント ID - 数値のアカウント識別子。例: 123456789012。
-
ARN - アカウントの Amazon リソースネーム。例:
arn:aws:organizations::123456789012account/o-o1gb0d1234/123456789012
-
Email - アカウントに関連付けられている E メールアドレス。例: marymajor@example.com。
-
名前 - アカウント作成者によって提供されたアカウント名。例: stage testing account。
-
ステータス - 組織内のアカウントのステータス。値は、
PENDING
、ACTIVE
、またはSUSPENDED
です。 -
参加方法 - アカウントがどのように作成されたかを示します。値は
INVITED
またはCREATED
です。 -
参加タイムスタンプ - アカウントが組織に参加した日付と時刻。
最小アクセス許可
組織内のすべてのメンバーアカウントを含む .csv ファイルをエクスポートするには、以下のアクセス許可が必要です。
-
organizations:DescribeOrganization
-
organizations:ListAccounts