ログ配布

ログ配布を使用して、プライマリのオンプレミス SQL Server データベースから、 AWS クラウドの EC2 インスタンスまたは Amazon RDS for SQL Server DB インスタンスにデプロイされている 1 つ以上のセカンダリ ( ウォームスタンバイ ) SQL Server データベースに、トランザクションログのバックアップを送信できます。Amazon RDS for SQL Server でログ配布をセットアップするには、独自のカスタムスクリプトを使用する必要があります。

このシナリオでは、EC2 インスタンスまたは Amazon RDS for SQL Server DB インスタンスにウォームスタンバイ SQL Server データベースを設定し、オンプレミスデータベースと AWS クラウドのウォームスタンバイサーバー間でトランザクションログのバックアップを非同期に送信します。その後、トランザクションログのバックアップがウォームスタンバイデータベースに適用されます。すべてのログが適用されたら、手動でフェイルオーバーを実行してクラウドにカットオーバーすることができます。

このオプションは、SQL Server のすべてのバージョンおよびエディションをサポートします。データベースを AWS クラウドに移行した後は、高可用性と回復性を実現するために Always On 可用性グループを使用してセカンダリレプリカを追加できます。

この方法を使用して Amazon EC2 上の SQL Server データベースの高可用性、データ保護、およびディザスタリカバリを実現する方法の詳細については、「 Amazon EC2 for SQL Server 」セクションの「ログ配布」を参照してください。