AWS クラウド における SAP オペレーションのオートメーション戦略

Sergej Trisic、Kaustubh Kulkarni、Shashank Rai (Amazon Web Services (AWS))

2022 年 4 月 (ドキュメント履歴)

企業は 2008 年以降、AWS に SAP を移行し、運用しています。2014 年以降、AWS Professional Services の SAP Global Specialty Practice チームは、AWS クラウド の SAP ワークロードタスクを自動化するために、専門知識を提供してきました。このオートメーションにより、手動タスクの頻度が減り、効率が向上し、SAP システムの運用において一貫性のある信頼性の高いエクスペリエンスが提供されるため、エンタープライズにとってメリットがあります。エンタープライズは、クラウドで SAP ワークロードを管理するための、実証済みの方法を必要としています。そのソリューションは、安全で、高速で、費用対効果が高く、リスクを最小限に抑え、最大限の信頼性を備えている必要があります。このドキュメントでは、SAP オペレーションの自動化を可能にする、いくつかの AWS 機能の全体像について概説します。

対象者

このドキュメントは、CIO (最高情報責任者)、CDO (チーフデジタルオフィサー)、VP (副社長)、エンタープライズアプリケーションチームの責任者、SAP/ERP コンピテンスセンターの責任者、ITインフラストラクチャチームの責任者など、エンタープライズリソース計画 (ERP) ソリューションを管理する上級ステークホルダーを対象としています。AWS オートメーション機能を導入することで、AWS クラウド の SAP オペレーションを合理化できます。目標は、最大限のメリットをもたらす AWS 機能を選択、カスタマイズ、デプロイすることです。そのため、このドキュメントは技術的な詳細内容に焦点を当てていませんが、テクニカルコンサルタント、ソリューションアーキテクト、その他のスタッフがプランンイングやコミュニケーションの際に使用できます。このドキュメントには、SAP テクノロジーと AWS オペレーションに関する、詳細な技術コンテンツへのリンクが含まれています