DROP FUNCTION
データベースからユーザー定義関数 (UDF) を削除します。複数の関数が同じ名前でありながら異なる署名を持つことがあるため、関数の署名またはデータタイプの引数のリストを指定する必要があります。Amazon Redshift ビルトイン関数は削除できません。
このコマンドを元に戻すことはできません。
必要な権限
以下に、DROP FUNCTION に必要な権限を示します。
スーパーユーザー
DROP FUNCTION の権限を持つユーザー
関数の所有者
構文
DROP FUNCTION name ( [arg_name] arg_type [, ...] ) [ CASCADE | RESTRICT ]
パラメータ
- name
-
削除する関数の名前。
- arg_name
-
入力引数の名前。引数データタイプのみが関数の識別を決定するために必要となるため、DROP FUNCTION は引数名を無視します。
- arg_type
-
入力引数のデータタイプ。最大 32 までのデータタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- CASCADE
-
ビューなど、関数に依存するオブジェクトを自動的に削除することを指定するキーワード。
関数に依存しないビューを作成するには、ビュー定義に WITH NO SCHEMA BINDING 句を含めます。詳細については、「CREATE VIEW」を参照してください。
- RESTRICT
-
関数に依存するオブジェクトが、その関数を削除せず、メッセージを返すように指定するキーワード。この動作がデフォルトです。
例
次の例では、f_sqrt
名の関数を削除します。
drop function f_sqrt(int);
依存性がある関数を削除するためには、次の例に示すように、CASCADE オプションを使用します。
drop function f_sqrt(int)cascade;