Amazon Redshift のデータ共有を使用すると、Amazon Redshift クラスターもしくは AWS アカウント間で、読み取り目的でのライブデータの共有を、より安全かつ簡単に行えます。手動によるコピーや移動なしで、Amazon Redshift クラスター全体にわたるデータに対する詳細で高性能のアクセスを、即座に行えるようになります。ユーザーは、Amazon Redshift クラスターに更新された一貫性のある最新情報を確認できます。データベース、スキーマ、テーブル、ビュー (通常ビュー、遅延バインディングビュー、マテリアライズドビューを含む)、および SQL ユーザー定義関数 (UDF)など、さまざまなレベルでデータを共有することが可能です。
Amazon Redshift のデータ共有は、次のユースケースで特に便利です。
複数のビジネスインテリジェンス (BI) クラスターまたは分析クラスターとデータを共有する、一元的な抽出、変換、ロード (ETL) クラスターを使用します。このアプローチは、個々のワークロードに対して読み込みワークロードの分離とチャージバックを提供します。
環境間でのデータの共有 – 開発、テスト、本番稼働環境間でデータを共有します。さまざまなレベルの詳細なデータを共有することで、チームの俊敏性を向上させることができます。
データ共有の詳細については、「Amazon Redshift データベース開発者ガイド」の「データ共有タスクの管理」を参照してください。