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Ready-to-use モデル
Amazon SageMaker Canvas Ready-to-use モデルを使用すると、1 行のコードを記述したり、モデルを構築したりすることなく、データに対して予測を行うことができます。持ち込む必要があるのはデータだけです。 Ready-to-use モデルは、構築済みのモデルを使用して予測を生成し、モデルの構築に必要な時間、専門知識、コストを費やす必要がありません。言語検出からコスト分析まで、さまざまなユースケースから選択できます。
Canvas は、Amazon Textract 、Amazon Rekognition 、Amazon Comprehend などの既存の AWS サービスと統合して、データを分析し、予測を行ったり、インサイトを抽出したりします。Canvas アプリケーション内からこれらのサービスの予測機能を使用して、データの高品質な予測を行うことができます。
Canvas は、次の Ready-to-useモデルタイプをサポートしています。
Ready-to-use モデル | 説明 | サポートされているデータ型 |
---|---|---|
感情分析 |
テキスト内のセンチメントを検出します。センチメントには、ポジティブ、ネガティブ、ニュートラル、またはミックスが含まれます。現在、センチメント分析ができるのは英語のテキストだけです。 |
プレーンテキストまたは表形式 (CSV、Parquet) |
エンティティの抽出 |
人物、場所、商品などの現実世界のオブジェクトであるエンティティ、または日付や数量などの単位をテキストから抽出します。 |
プレーンテキストまたは表形式 (CSV、Parquet) |
言語検出 |
英語、フランス語、ドイツ語など、テキスト内の主要言語を特定します。 |
プレーンテキストまたは表形式 (CSV、Parquet) |
個人情報検知 |
住所、銀行口座番号、電話番号など、個人を特定できる可能性のある個人情報をテキストから検出します。 |
プレーンテキストまたは表形式 (CSV、Parquet) |
画像内のオブジェクト検出 |
画像内のオブジェクト、コンセプト、シーン、アクションを検出します。 |
イメージ (JPG、PNG) |
画像内のテキスト検出 |
画像内のテキストを検出します。 |
イメージ (JPG、PNG) |
経費分析 |
請求書や領収書から、日付、数値、商品価格、合計金額、支払い条件などの情報を抽出します。 |
ドキュメント (PDF、JPG、PNG、TIFF) |
ID ドキュメント分析 |
米国政府が発行したパスポート、運転免許証、その他の身分証明書から情報を抽出します。 |
ドキュメント (PDF、JPG、PNG、TIFF) |
ドキュメント分析 |
ドキュメントやフォームを分析して、検出されたテキスト間の関係を確認します。 |
ドキュメント (PDF、JPG、PNG、TIFF) |
ドキュメントクエリ |
自然言語を使用して質問をすることで、給与明細書、銀行取引明細書、W-2、住宅ローン申込書などの構造化された文書から情報を抽出します。 |
ドキュメント (PDF) |
使用を開始する
モデルの使用 Ready-to-useを開始するには、以下の情報を確認してください。
前提条件
Canvas でモデルを使用するには Ready-to-use、Amazon SageMaker ドメイン を設定するときに Canvas Ready-to-useモデルの設定許可を有効にする必要があります。Canvas Ready-to-use モデル設定は、Canvas ユーザーの AWS Identity and Access Management (IAM) 実行ロールにAmazonSageMakerCanvasAIServicesAccessポリシーをアタッチします。権限の付与に関して問題が発生した場合は、「 SageMaker コンソールを介したアクセス許可の付与に関する問題のトラブルシューティング」のトピックを参照してください。
ドメインを既にセットアップしている場合は、ドメイン設定を編集してアクセス許可をオンにできます。ドメイン設定を編集する方法については、「ドメイン設定の編集」を参照してください。ドメインの設定を編集するときは、Canvas 設定に移動し、Enable Canvas Ready-to-use models オプションをオンにします。
(オプション) AI サービスデータストレージのオプトアウト
特定の AWS AI サービスは、データを保存して使用してサービスを改善します。サービスの改善のためにデータを保存または使用することをオプトアウトできます。オプトアウト方法の詳細については、AWS Organizations 「 ユーザーガイド」の「AI サービスのオプトアウトポリシー」を参照してください。
モデルの使用方法 Ready-to-use
モデルの使用 Ready-to-useを開始するには、以下を実行します。
-
(オプション) データをインポートします。表形式データセット、イメージデータセット、ドキュメントデータセットをインポートして、 Ready-to-useモデルを使用してバッチ予測、または予測のデータセットを生成できます。データセットのインポートを開始するには、「データフローを作成する」を参照してください。
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予測を生成する。選択した Ready-to-useモデルで単一またはバッチ予測を生成できます。予測を開始するには、「テキストデータの予測を行う」を参照してください。