ワークロードサービスアーキテクチャを設計する - 信頼性の柱

ワークロードサービスアーキテクチャを設計する

サービス指向アーキテクチャ (SOA) またはマイクロサービスアーキテクチャを使用して、スケーラビリティと信頼性に優れたワークロードを構築します。サービス指向アーキテクチャ (SOA) は、サービスインターフェイスを介してソフトウェアコンポーネントを再利用できるようにする方法です。マイクロサービスアーキテクチャは、その一歩先を行き、コンポーネントをさらに小さくシンプルにしています。

サービス指向アーキテクチャ (SOA) インターフェイスは一般的な通信標準を使用しているため、新しいワークロードに迅速に組み込むことができます。相互依存する分割不可能なユニットで構成されたモノリスアーキテクチャを構築するプラクティスは、SOA に置き替えられました。

AWS では、長く SOA を使用してきましたが、現在はマイクロサービスを使用してシステムを構築しています。マイクロサービスには多くの魅力がありますが、可用性の点で重要なのは、マイクロサービスが小さくてシンプルであるということです。マイクロサービスでは、各種のサービスに求められる可用性を区別して、最も高い可用性ニーズを持つマイクロサービスに特化して投資を行うことができます。例えば、Amazon.com で製品情報ページ (「詳細ページ」) を配信するには、ページの個別の部分を作成するために何百ものマイクロサービスが呼び出されます。製品と料金の詳細を表示するために不可欠なサービスはいくつかありますが、そのサービスが利用できないときは、ページ上のコンテンツの大部分を単純に削除できます。顧客が製品を購入できる場合に、エクスペリエンスを提供するための写真やレビューなどは不要です。